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2009年10月27日 (火)

落語「ブーム」考・参

その3◆落語界の能動的な変化
Maiku  春風亭小朝が企画した21世紀の新しい落語イベント、寄席に出られずに育った立川志の輔の努力、自由奔放な芸をエンタテインメントに昇華した春風亭昇太の取組みは、それぞれ立ち位置は違え、あらゆる媒体を通じて、落語を知らない新しい層に認知され支持されるようになりました。
 その結果、やや時代に取り残されて沈滞気味だった落語界に、再び活気が戻って来ました。
 
その典型が、昨年までの5年間にわたって開催された「大銀座落語祭」で、これらの成功が落語の間口を広げ、今後の落語界の行くべき一方向を具体化することになりました。

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