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2009年9月16日 (水)

名人・・・

200907182029000 昔から「名人」だとか「上手」という言葉を使いますが、この二つの言葉には大変な違いがあるそうです。
要するに「名人」という言葉の重さということです。

200908022251000 最近は、名人・匠・カリスマなど、古来稀にしか出ないはずのものを、軽々しく名づけたり名乗らせたりしています。

カリスマ美容師、リフォームの匠などと聞くと、また言われて平然としている本人を見て、本当に辟易としてしまいます。

世に落語の名人も数多くいることはいるのでしょうが、また、ある人や集団の評価が正しいともしれませんが、落語界の名人というのは、ほんの一握りなんだなと思います。

200908161830000 現代は、レコードやCD・書籍などの量や頻度、その中での評価から見ると、昭和の名人というのは、恐らく10指に満たないほどに限られるのではないかと思います。
一歩譲っても、小学館の「落語CD昭和の名人」に取り上げられている人数程度で、ほぼ語ることが出来る気がします。

200909052145001 尤も、それは戦後以降であり、昭和初期から俯瞰することができれば、もっと景色は変わるのでしょうが、音源や映像あるいは速記本など、残っていない師匠も多いですから、時代を超えて(跨いで)名人を並べることは、少なくとも今までは意味がなかったのかもしれません。

200909052242000 そういう意味では、志ん朝師匠が、落語は消える芸だと仰っていたことは、けだし名言だということでしょう。

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