落語百選≪25≫
柳家つば女師匠は、昭和49年に45歳で亡くなったそうですから、私が落語に触れるちょうど半年前あたりです。
「つばめ」なんていう、昔の特急(急行?)列車の名前のような噺家さんで、しかも宮城県の石巻の出身。しかも、初の大卒で、教員上がりの噺家なんて・・・。
先代の小さん師匠が片腕のように信頼していた人だとのこと。
名著と言われる「創作落語論」は、このブログでも触れたことがありました。 この「つば女」師匠の後の「つばめ」師匠というのは、確か、「圓窓」師匠と一緒の頃、あの「笑点」に出ていた「小きん」さんだったと思うのですが・・。今の小きんさんは、この人のご子息だったのでは・・・。
山梨県出身で、明るい芸風だったと思いますが、やはり早く亡くなってしまいました。
◇ 厩火事 橘家圓太郎
◇ 堀の内 春風亭柳橋
同じ山梨県の身延山の近くで生まれた私は、「南無妙法蓮華経」というお題目も、自然に耳にしていましたから、お題目がよく落語に出て来るのが嬉しくて。
「甲府ぃ」「鰍沢」「おせつ徳三郎」等々・・・。
東京にも、日蓮宗の名刹があります。池上本門寺、そして堀之内の妙法寺、確か柴又の帝釈天で有名な題経寺も・・・。
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