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2009年9月 5日 (土)

50周年記念の打ち合わせ

 200909051840000 11月8日(日)に開催予定の、落研の創部50周年記念イベントの打ち合わせのために、主要なOBが、学士会館に集まりました。
いよいよ、あと2ヶ月後に迫って来ました。
地元仙台にお住まいの駄馬師匠に、おんぶにだっこで、大変申し訳なく思いますが、落研に熱い思いを抱いてくださっているのが、とても嬉しく、そして心から感謝しています。
そして、立派なチラシも出来ています。

200909051906000  駅弁大学とはいえ、わが母校の地元での知名度と、恐らく大学の落研として屈指の50年という長い歴史は、我々が想像している以上の重みがあるようで、改めて地元新聞の夕刊に載った50周年記念誌刊行の記事を見て痛感しました。
何と言っても、夕刊とはいえ「第1面のトップ」ですから。
 
現役時代は20周年のイベントを、そして今度はOBの一員として50周年を祝えるというのは、本当に光栄に思います。

僭越にもネタ出しをしてチャレンジする「浜野矩随」を、何とかものにしたいです。

そういえば、当日は各年代選りすぐりのOBが、得意ネタでご機嫌を伺うので、時間が足りなくなるという懸念から、駄馬師匠から、「各自マクラは出来るだけカットすること」という指示が出されています。
そのかわり、プログラムに出演者の100字コメントを載せるそうです。
まだ、コメントを出していませんが、以下のようなコメントにしようと思います。

ある師匠から「アマチュアなのだからこそ、大きな噺にチャレンジしてごらん」とアドバイス。帰省途中の上野鈴本演芸場で偶然出会った名前も知らない人情噺。
「怠らで行かば千里の果ても見ん 牛の歩みのよし遅くとも」・・。卒業後30年間温めていた人の心を是非聴いてください。

こんなものでよいでしょうか・・・?

夕刊の記事も再度ご紹介しておきましょう。ありがたいことです。
笑い求めて活動半世紀 東北大落研OB会が記念誌≫
 
「仙都に笑いを」を合言葉に活動を続ける東北大落語研究部が創部50年を迎え、OB会が半世紀の活動記録を収めた記念誌を発行した。六代目三遊亭円生や古今亭志ん朝ら本職の落語家との交流にも紙幅を割いた。編集に携わったOBは「記念誌を現役部員との世代を超えた交流のきっかけにしたい」と話している。
 記念誌「仙都に笑いを 東北大学落語研究部創部50周年号」はA4判180ページ。2005年に、落研草創期の部員らが還暦記念で発行した「仙都に笑いを 草創記」の続編と位置付け、特に1966年から81年までの15年間を詳述した。現役部員とOBが開いてきた発表会の演目やOBらの寄稿も載せた。
 円生や若き日の志ん朝、三遊亭円楽、立川談志らが落研の招きで来仙した際の高座の様子や部員の思い出なども収録。仙台に9回も訪れた三遊亭円窓は寄稿で、部員の下宿に泊まってパンツをもらったエピソードなどを披露している。
 編集の中心になったのはOB会事務局長の松山建作さん(58)=仙台市若林区=と幹事長の大友健弘さん(66)=泉区=。50周年事業の一環で資料を集め、約1年半かけて完成させた。
 東北大落研は最近の落語人気もあって、今年は6人の新入部員を迎え、総勢16人。部長の梅津新さん(20)=理学部3年=は「落語家と交流があるOBには、驚きとうらやましさを感じる」と話し、「養護施設への出張落語などを続け、新たな伝統をつくっていきたい」と大いに触発された様子だ。
 在学中に八代目桂文楽に名前弟子を許され、桂友楽を襲名した大友さんは「数あるお笑いのジャンルの中でも、落語にこだわった活動を続けてほしい」と後輩にエールを送る。
 200部作製した50周年号は非売品で、OBを中心に配る。11月8日には仙台市宮城野区の仙台ガーデンパレスで、50周年記念のOB落語会を開く。午後2時開演、入場無料。連絡先は松山さん022(238)0011。

20090703020jd 50周年号に収録された、1964年の三遊亭円生一門による落語鑑賞会の打ち上げの写真。円生(前列右)、子どもを抱く円楽、円窓(前列左)がリラックスした表情で写る。

平成21年7月3日 河北新報 夕刊 より

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