落語CD昭和の名人≪19≫
このシリーズでは初めての上方の師匠。
今回の笑福亭松鶴師匠、私はその晩年を覚えている程度です。
それよりも、当時大人気だった仁鶴師匠が弟子(仁鶴さんの師匠)だというイメージでした。
松鶴師匠は、上方落語界が存亡の危機にあった時、まさにその復興の中核的存在だった訳ですね。
上方落語は、言葉と地理が不如意なこともあり、ほとんど知りませんが、最近の東西交流の活発化は、時代の必然性もあり、上方演芸のパワーもあり、大変結構なことだと思います。
コテコテなところは、やや苦手ですが。
それにしても、「猫の災難」にしても、「三十石」にしても、東西ではかなり違う感じがするのは、風土や歴史の違いなのでしょうか。
◇ 猫の災難 笑福亭松鶴
◇ 三十石 笑福亭松鶴
◇ 天王寺詣り 笑福亭松鶴
上方落語中興の四天王も、松鶴師匠と文枝師匠は、鬼籍に入りましたが、米朝師匠と春團治師匠は健在ですから、ますますお元気でいていただきたいと思います。
お二人は、ちょうと私の親世代ですから、イコール親に元気でいてもらいたいということなのです。
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