長月の落語徘徊
とにかく今月は仕事が忙しく、平日夜の寄席落語会は全滅でした。
東京落語会にも行くことができませんでした。 何と言っても、大阪への出張や、平日連夜の研修講師などで、真面目に仕事に追われた"おかげ"です。
中でも、突発的な仕事が入り、桂米朝一門会に行けなかったのが、痛恨の極みでした。
◇ 13日 かまがや来福亭 桃月庵白酒独演会
◇ 19日 学士会落語会 春風亭一朝独演会
◇ 20日 国立演芸場9月中席
えっ、これだけ ということで、今月の"徘徊"では、徘徊3パターンのうち、「聴く」は全滅でしたが、「書く」と「演る」という面は、いくらか印象に残るものがありました。
まず「書く」。
何といっても落研OBのホームページを作ったことでしょう。
今までは、一部の先輩方がやっていたМLが、ある程度パブリックな情報交換・交流の場だったのですが、もう少しグラウンドを広げようということで、俄か作りのホームページを作ってみました。
・・・・でも、ある程度は予想していたものの、なかなか投稿の数も増えず・・・。
やや、"管理人"がでしゃばりすぎて、関係者の皆さんの御意に合わないかもしれないとの反省から、"管理人"は管理人に徹することにしました。
みんなで作るものですから、ケセラセラで・・・・。
次に「演る」。
懸案の「浜野矩随」の通しの稽古を師匠につけていただきました。
私の噺の欠点や課題がますます露出されて、その多さに、ある意味ではパニック状態にあります。
以前にも触れましたが、落語の"絶対音階"を持っていないので、噺全体が不安定なのと、台詞のスピードやリズムに"張り"がないのが問題です。
長講の稽古で、師匠の指導やコメントも合わせて約1時間正座していたので、さすがに足が痛くなりました。
このブログも年初から始めて9ヶ月経ちました。
支離滅裂、右左にぶれながらも、個人的な落語徘徊の記録として、引き続き楽しんで綴って行くことができればと思っています。