落語CD昭和の名人≪18≫
二代目三遊亭円歌師匠は、私は間に合っていません。
写真や音源でしか、触れることができません。
十八番の新作落語を持つところは、現三代目圓歌師匠も同様ですが、タイプは随分違っていると思います。
一方、五代目古今亭今輔師匠の晩年は、よくラジオなどで聴くことができました。
ごつい顔・だみ声というイメージですが、改めて写真を見ると、必ずしもそうではない気もします。
有崎勉(柳家金語楼師匠のペンネーム)作の「ラーメン屋」なんていう人情噺もお演りになっていましたっけ・・。
上州訛りで苦労したとか、新作落語にチャレンジしたことなどを聞いていますが、存在感のある噺家さんだったと思います。
学生時代、よくNHKのラジオには、春風亭柳橋・春風亭柳昇・古今亭今輔・三遊亭圓右・三遊亭圓遊・桂枝太郎・・・などの芸術協会の重鎮の師匠たちが出演していた気がするのですが、気のせいでしょうか?
いかにもおじいちゃんという風情で、そんなに大きくない噺を、いかにも老人らしいリズムで演っていましたよ、確か・・・。
だから、上手い・凄いというより、「おじいちゃんたち、老いても頑張ってるなぁ。」という感じだった訳で、今思うと、師匠方には大変失礼なことでしたね。
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