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2009年8月25日 (火)

富士川・・・

200812061324000 (落語のネタに関係のなさそうなローカルな話題ばかりが続き、反省しつつ、でもネタがないのでつい・・・。)

小学校から高校まで、それぞれの校歌に必ず入っていたのが「富士山」と「富士川」でした。
富士山は言うまでもなく日本一の山。そして富士川は、遠くは源平の合戦場・日本三大急流、そして河口近くの新幹線の鉄橋から望む富士山の写真で有名だと思います。
そして、江戸時代に角倉了以が開いたのが富士川舟運。

京都の豪商、角倉了以(1554~1614)は慶長十二(1607)年と慶長Fune_bw 十九年の両度にわたり幕府からの富士川開きを命じられた。その水路は、岩淵河岸から鰍沢河岸(山梨県鰍沢町)の間、約十八り(71Km)で大変な難工事の末、完成した。富士川水運は、明治四十四年中央線が開通するまでの約300年間、甲信地方と東海道を結ぶ大動脈としての役割を果たした。富士川河岸は「下り米・上り塩」の中継地として繁栄した。

Dscf10671落語にも出て来る「身延参り」には、当時は大きく2つのルートがありました。ひとつは、甲州街道から富士川街道を南下し鰍沢を通るルート。落語「鰍沢」では、このルートで旅人が道に迷います。
そしてもうひとつが、東海道の岩淵から富士川街道を北上するルート。新作落語の「笠と赤い風車」では、年配の人たちの多い講中のため、道がなだらかな東海道から入ろうとします。

Photo325 以前、岩淵のあ たりを「静岡県庵原郡富士川町」と言っていました。ところが、平成の大合併の一環で、富士川を挟んでいる富士市と合併したことにより、この町名はなくなってしまいました。
ところが、今度は、もう一方の起点でもある「山梨県南巨摩郡鰍沢町」と「同増穂町」が、遅ればせながら合併することになり、何と「山梨県南巨摩郡富士川町」になるようなのです。・・ということは、落語でも有名な「鰍沢」という町の名前はなくなるということですか・・。
P1010041実家では、今までは南隣に富士川町がありましたが、来年には、あの身延町を挟んで北側に富士川町が誕生するという訳で、何ともややこしい話です。
それから、どうでも良いことですが、確か旧富士川町は中部電力で60ヘルツ、富士市は東京電力で50ヘルツだったはずです。合併して富士市になり、不都合はないのでしょうか・・・?


◆富士川町
  1.静岡県庵原(いはら)郡に2008年10月31日まで存在した町。富士市と合併し富士市。 
  2.山梨県南巨摩(みなみこま)郡増穂(ますほ)町・鰍沢町が2010年3月8日に合併して誕生する予定の町。

平成の大合併で、全国におかしな名前の市町村か出来ました。
私の郷里の近くで変だなと思うのは、「静岡県伊豆の国市」、「山梨県中央市」「同甲州市」あたりでしょう。何とも無理のある命名だと思います。
特に、伊豆の国市と中央市というのは、住民もあまり納得していないのではと思います。
町の名前というのは、それぞれこだわりがありますから、なかなか難しいものなのでしょう。

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