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2009年7月 3日 (金)

「仙都に笑いを」夕刊1面に

200906082204000 わが落研の50周年記念誌「仙都に笑いを」が本日の地元の夕刊に掲載されました。

地元にいるOBの先輩方が、精力的に広宣活動をやってくれているのと、やはり地元では「腐っても鯛」の大学の知名度でしょうか?そして何よりも、平和な街だということだと思います。

それにしても、何となくこそばゆさを感じますね。

添付された写真は、昭和39年の創部5周年「三遊亭圓生一門会」の打ち上げ時のもので、前列右端に圓生師匠、左端が圓窓師匠(当時は二つ目で吉生)、その右に圓楽師匠が並んでいます。

以前、「落語っ子連」の稽古の時に圓窓師匠にコピーを渡しましたが、大変懐かしがってくださいました。

笑い求めて活動半世紀 東北大落研OB会が記念誌

「仙都に笑いを」を合言葉に活動を続ける東北大落語研究部が創部50年を迎え、OB会が半世紀の活動記録を収めた記念誌を発行した。六代目三遊亭円生や古今亭志ん朝ら本職の落語家との交流にも紙幅を割いた。編集に携わったOBは「記念誌を現役部員との世代を超えた交流のきっかけにしたい」と話している。

 記念誌「仙都に笑いを 東北大学落語研究部創部50周年号」はA4判180ページ。2005年に、落研草創期の部員らが還暦記念で発行した「仙都に笑いを 草創記」の続編と位置付け、特に1966年から81年までの15年間を詳述した。現役部員とOBが開いてきた発表会の演目やOBらの寄稿も載せた。

 円生や若き日の志ん朝、三遊亭円楽、立川談志らが落研の招きで来仙した際の高座の様子や部員の思い出なども収録。仙台に9回も訪れた三遊亭円窓は寄稿で、部員の下宿に泊まってパンツをもらったエピソードなどを披露している。

 編集の中心になったのはOB会事務局長の松山建作さん(58)=仙台市若林区=と幹事長の大友健弘さん(66)=泉区=。50周年事業の一環で資料を集め、約1年半かけて完成させた。

 東北大落研は最近の落語人気もあって、今年は6人の新入部員を迎え、総勢16人。部長の梅津新さん(20)=理学部3年=は「落語家と交流があるOBには、驚きとうらやましさを感じる」と話し、「養護施設への出張落語などを続け、新たな伝統をつくっていきたい」と大いに触発された様子だ。

 在学中に八代目桂文楽に名前弟子を許され、桂友楽を襲名した大友さんは「数あるお笑いのジャンルの中でも、落語にこだわった活動を続けてほしい」と後輩にエールを送る。

 200部作製した50周年号は非売品で、OBを中心に配る。11月8日には仙台市宮城野区の仙台ガーデンパレスで、50周年記念のOB落語会を開く。午後2時開演、入場無料。連絡先は松山さん022(238)0011。

20090703020jd 50周年号に収録された、1964年の三遊亭円生一門による落語鑑賞会の打ち上げの写真。円生(前列右)、子どもを抱く円楽、円窓(前列左)がリラックスした表情で写る。

平成21年7月3日 河北新報 夕刊 より

 http://www.kahoku.co.jp/news/2009/07/20090703t15038.htm

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