落語CD昭和の名人≪15≫
昭和の名人のCDも15巻目。八代目林家正蔵師匠の2度目の配本。
◇ 怪談牡丹灯籠~幸手堤 林家正蔵
◇ 笠と赤い風車 林家正蔵
◇ 伽羅の下駄 林家正蔵
それぞれ珍しい、それぞれ大きな噺で、正蔵(彦六)師匠らしいものばかり。
特に、平岩弓枝作「笠と赤い風車」は、噺の筋に「身延山」が入っています。身延参りを、東海道の岩淵から富士川を上るという仕立てにしています。まさに地元なのです。
身延山は、日蓮宗の総本山。最近、五重塔が復元されたようです。
私の故郷は、東海道から甲州街道に繋がる「身延往還」の宿場で、「番所」が設けられていました。代々番所を守っていた家からは、県議会議員になった人もいて、今はガソリンスタンドを経営しています。
いつかはやってみたい噺です。
「書籍・CD・DVD」カテゴリの記事
- 新曲発売日(2020.07.22)
- 上方落語四天王の本(2020.06.15)
- 落語暦(2020.05.23)
- 「緊急事態宣言」の歌(2020.05.19)
- からぬけ落語用語事典(2020.05.15)