東京落語会の歴史
東京落語会600回・50年の歴史の一面として、いつもより分厚いプログラムに、今までの記念公演のプログラムが載っていました。
50年といえば、小三治師匠が入門されたのと同時期のスタートで、昭和の名人たちがきら星のごとく輝いていた頃でしょう。
米丸師匠が、口上の中で、落語界の存亡の危機を憂えた久保田万太郎・安藤鶴夫さんなどの肝入りで、噺家さんの研鑽の場を作るという、高邁な目標で始められた落語会なのだそうで、大看板の師匠たちも、いつもの寄席などとは違って、楽屋でも緊張していたそうです。
◇第1回 ◇第100回
(S34.7.30・第一生命ホール) (S42.10.13・ヤマハホール)
隣の外人 春風亭柳昇 らくだ 桂小文治
棒だら 金原亭馬の助 寝床 桂文楽
出来心 柳家小さん 黒猫 徳川夢声
らくだ 三笑亭可楽 天災 中村仲蔵
栗橋宿 三遊亭圓生
大丸家騒動 桂小文治
抜け雀 古今亭志ん生
◇第200回 ◇第300回 (S51.2.13・イイノホール) (S59.6.15・イイノホール) 二番煎じ 三遊亭円輔 宿替え 桂枝雀 くしゃみ講釈 三遊亭金馬 船徳 柳家小三治 反対車 桂伸治 崇徳院 笑福亭仁鶴 大喜利・滑稽俄安宅新関 火焔太鼓 古今亭志ん朝 代書屋 桂春団治 猫の災難 柳家小さん ◇第400回 ◇第500回 (H4.10.16・イイノホール) (H13.2.16・イイノホール) ろくろ首 柳家小三治 金明竹 三遊亭小遊三 坊主の遊び 古今亭志ん朝 干物箱 古今亭志ん朝 びっくりレストラン 桂米丸 源平盛衰記 桂文治 骨釣り 桂米朝 長命 桂歌丸 宿屋仇 桂小文枝 我孫子宿 三遊亭圓歌 猫の災難 柳家小さん
« 柳家三之助さんの挨拶状 | トップページ | 創作落語論 »
「寄席・落語会」カテゴリの記事
- 深川三流亭 in ティアラこうとう(2020.09.07)
- 学士会落語会(2020.07.18)
- 五街道雲助独演会(2020.07.14)
- 会場を変更して(2020.07.14)
- 鈴本演芸場チャンネル千穐楽夜の部(2020.06.28)