記念誌「仙都に笑いを」
待望の落研創部50周年記念誌「仙都に笑いを」が手元に届きました。ヽ(´▽`)/
駄馬師匠が言っていたとおり、黒地に金色の寄席文字(私が書きました・・というか塗りました)が映えています。 o(*^▽^*)o
A4判の180ページのボリュームもさることながら、「嗚呼、我が青春の日々」が一杯詰まっていますので、感激もひとしおです。
各年度によって、不揃いなまとめ方が、いかにも落研らしくていいですね。
このブログも、暫くこの本をネタに出来そうですから、「仙都に笑いを」というカテゴリーを独立させました。
特に、乱志の4年間を少しずつカミングアウトして行こうと思います。
暫くの間、お付き合いを願っておこうという訳でございますが・・・。
・・・こっそり、一部をご披露すると・・・、
昭和の名人五代目古今亭志ん生を父に、当代随一の人気と実力を備える古今亭志ん朝を弟に持つ、十代目金原亭馬生は、想像以上に小柄で地味な噺家だった。
楽屋に入ってすぐにビールを注文。コップに注いで喉を湿す程度に軽く一口。
今までに見たこともないような、不思議な雰囲気の人だ。
一緒について来た前座の金原亭小駒が、甲斐甲斐しくてきぱきと働き、会場設定などのアドバイスもしてくれる。
この前座こそ、後年十一代目金原亭馬生を襲名することになるのだが、にこにこした本当に優しそうなお兄さんだった。
昼夜満席の仙台市民会館小ホールは、本格的な古典落語に酔う至福の空間になった。
(昭和50年度の「金原亭馬生独演会」の部分の抜粋)