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2009年6月 8日 (月)

記念誌「仙都に笑いを」

200906081947000_2  待望の落研創部50周年記念誌「仙都に笑いを」が手元に届きました。ヽ(´▽`)/

駄馬師匠が言っていたとおり、黒地に金色の寄席文字(私が書きました・・というか塗りました)が映えています。 o(*^▽^*)o

A4判の180ページのボリュームもさることながら、「嗚呼、我が青春の日々」が一杯詰まっていますので、感激もひとしおです。

各年度によって、不揃いなまとめ方が、いかにも落研らしくていいですね。

200906082137000 200706171343001このブログも、暫くこの本をネタに出来そうですから、「仙都に笑いを」というカテゴリーを独立させました。

特に、乱志の4年間を少しずつカミングアウトして行こうと思います。

暫くの間、お付き合いを願っておこうという訳でございますが・・・。

・・・こっそり、一部をご披露すると・・・、

Img 昭和の名人五代目古今亭志ん生を父に、当代随一の人気と実力を備える古今亭志ん朝を弟に持つ、十代目金原亭馬生は、想像以上に小柄で地味な噺家だった。

楽屋に入ってすぐにビールを注文。コップに注いで喉を湿す程度に軽く一口。

今までに見たこともないような、不思議な雰囲気の人だ。

一緒について来た前座の金原亭小駒が、甲斐甲斐しくてきぱきと働き、会場設定などのアドバイスもしてくれる。

この前座こそ、後年十一代目金原亭馬生を襲名することになるのだが、にこにこした本当に優しそうなお兄さんだった。

昼夜満席の仙台市民会館小ホールは、本格的な古典落語に酔う至福の空間になった。

(昭和50年度の「金原亭馬生独演会」の部分の抜粋)

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