圓楽師匠の「浜野矩随」
何と言っても、あの時鈴本演芸場で、トリの圓楽師匠のこの噺を聴いたことが、落研時代の"目標"みたいなものでしたから・・・。
落研50周年記念号「仙都に笑いを」で、この噺へのチャレンジについて、私は以下のように綴っています。
・・・就職も何とかなりそうだったが、落語に関しては、自らに課した目標が残っていた。
プロの真打落語家の桂文平から言われた「アマチュアなら大きな噺にチャレンジしてみろ」という言葉である。
12月に予定されている発表会で、人情噺「浜野矩随」という長講にチャレンジしてみようと決めていた。
2年生の時、休みで帰省する途中に立ち寄った鈴本演芸場で、三遊亭圓楽がトリで演った、題名も知らない噺。
いつか見つけ出して演ってみようと思っていた矢先、三遊亭圓楽のレコードが発売されて、「浜野矩随」という噺だと知った。
(中略)昭和53年12月6日、第48回発表会で「浜野矩随」はネタおろしされた。・・・・。
改めて、最近購入したDVDを視聴すると、まだまだ欠けた部分が多くあります。
この噺は、もともと講談ネタで、圓楽師匠は、一龍斉貞鳳先生から教わったんだそうです。だから、もっと講談色を消す工夫も必要でしょう。
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