落語CD昭和の名人≪13≫
今読んでいる、柳家つばめ師匠の「創作落語論」によれば、一字一句練り上げられた文楽師匠の落語は、ある面では"邪道"ということでしょう。
落語は大衆芸能であって、古典芸能ではない。従って、その場限りで消えていくものである。噺を練り上げる・残すというのは、手段であって、目的ではない。手段を追求するのは本質ではない。・・・と、こんな感じの論調です。
◇ 船 徳 桂 文楽
◇ 鰻の幇間 桂 文楽
◇ 寝 床 桂 文楽
うわ~ぁ、3席とも、「桂 文楽」の噺です。
若旦那・幇間・お店の旦那・・・。全て黒門町の十八番のキャラクターです。
「ようこそのお運びでございまして・・・。」をじっくり聴くことにします。
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