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2009年6月23日 (火)

落語CD昭和の名人≪13≫

200906222225000 黒門町再び。八代目桂文楽師匠です。

今読んでいる、柳家つばめ師匠の「創作落語論」によれば、一字一句練り上げられた文楽師匠の落語は、ある面では"邪道"ということでしょう。

落語は大衆芸能であって、古典芸能ではない。従って、その場限りで消えていくものである。噺を練り上げる・残すというのは、手段であって、目的ではない。手段を追求するのは本質ではない。・・・と、こんな感じの論調です。

  ◇ 船 徳     桂 文楽

  ◇ 鰻の幇間   桂 文楽

  ◇ 寝 床     桂 文楽

うわ~ぁ、3席とも、「桂 文楽」の噺です。

若旦那・幇間・お店の旦那・・・。全て黒門町の十八番のキャラクターです。

「ようこそのお運びでございまして・・・。」をじっくり聴くことにします。

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