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2009年6月

2009年6月30日 (火)

水無月の落語徘徊

G2009007823sc000_l 今月の寄席落語会徘徊は、近来稀に見る低調な状況に終わりました。

大変情けない話ですが、仕事が変わって時間が読めなくなったことと、休日も疲れて自宅にいることが多くなったことに尽きると思います。

寄席や落語会は最初から聴きたい。席やチケットの確保のために並んだり、立ち見席で聴くなんて大嫌い。・・・という性分ですから、仕事が6時30分頃に終わった日の中途半端なことと言ったらありません。

7時頃に着いても、寄席ならそろそろ仲入り、落語会でも7時開演という会でも、なぜか気分が萎えてしまい、そのまま帰る日が多くなりました。

 ◇  5日 特撰落語会 扇辰・文左衛門・喬太郎

 ◇  6日 有難亭一門(噺っ子 連)発表会 圓窓

 ◇ 19日 東京落語会 小三治・米丸・圓歌・歌丸・馬風

 ◇ 21日 花形演芸会 白酒・馬石・上楽

 ◇ 26日 三遊亭鳳楽独演会

 ◇ 30日 読売GINZA落語会

寄席落語会徘徊以外で、今月印象に残る出来事は・・・、200906082137000

□ 落研創部50周年記念「仙都に笑いを」刊行

  私の少なからず関わった力作?が完成しました。圓窓師匠にも寄稿していただきました。

200906062026000□ 噺っ子連の発表会の見学(有難亭)

  天狗連・圓窓師匠から指導を受けている仲間の初めての発表会。とても刺激になりました。

200906252104000□ 圓窓師匠「水神」のテレビ放映に大反響

  菊田一夫が、三遊亭圓生師匠のために書き下ろした作品を圓窓師匠がピアノとのコラボレーションで新しい世界を創作されました。

200706161542001 □ 「浜野矩随」を師匠から稽古

  意を決して、師匠に「浜野矩随」の稽古をお願いしました。師匠は快く稽古してくださり、緊張しながらも、とても楽しい時間になりました。

来月は、去年までの「大銀座落語祭」もないし、回数は減ってしまうと思いますが、予断を持たずに、自然体で様々な落語会を覗いてみようと思います。

読売GINZA落語会

200906302012000 ル・テアトル銀座の、運良くゲット出来た最前列の中央の席に着くのと、緞帳が上がるのが同時でした。これまた久しぶりの「読売GINZA落語会」です。

   ◆  茄子娘             入船亭扇辰
   ◆  鰻の幇間      古今亭志ん輔
  ◆  たちきれ線香    桂米團治
   ◆  たがや             三遊亭楽太郎
   ◆  青菜                林家たい平

扇辰さんは扇橋師匠譲りの噺。とにかく高座が近いのでいいですね。前座さんの開口一番がない会なので、トップバッターの役目をきっちり果たして。

志ん輔師匠も久しぶり。いつもながら面白い"志ん輔節"が炸裂です。ちょっと髪型が変わりましたか?

米團治を襲名してから初めての高座で、ご本人の言葉どおり、(子)米朝の呪縛?から逃れて、ノビノビした風情で、相変わらず明るい若旦那゛ぶりですが、近くだと、ところどころに雑な部分が見えました。

楽太郎師匠は、トリのたい平さんと、「笑点」のブラック団よろしく、楽しい地噺でしたが、やはり"読売GINZA落語会"ですから、直球勝負して欲しかった。

トリの演目が「青菜」というのは、やや違和感もありましたが、たい平さんのオリジナルがふんだんに入った熱演でした。でも、声ががなり気味で、こん平師匠の影響がよく見えました。近くで聴くと、こちらが力が入ってしまいます。もっと軽く穏やかに演っても十分面白いのに。

冤罪・・・?

train 昨夜の帰宅途中の某駅のホームで。rain

\(*`∧´)/ 電車から降りると、若い女性が中年の男性に向かって何か激しく叫んでいます。男性は、足早に立ち去ろうとしている感じ・・・。thunder

subway ・・あぁ、痴漢か。痴漢に間違えられたか・・・?w(゚o゚)w

angry 女性の隣で、恐らく通りがかりのおばさんが、「私も見ていたから確かよ。頑張りなさい。」と応援演説をしている。 (;´Д`A ```

despair 多くの人たちは、一様に「騒ぎに巻き込まれたくないなぁ。」という雰囲気。 (゚m゚*)

typhoon ・・あの二人、という、あのおっさん、どうなったでしょうか? 最近は冤罪も多いようですから。

師匠のブログでの問答

sun師匠のブログへの私の投稿と師匠のコメント(問答)です。浜野矩随の稽古を通じて。fullmoon

200906271636000 【流三】 師匠、長い噺(浜野矩随)の通しの稽古ありがとうございました。[師匠にご指摘いただいたように]地の部分を減らした方がスッキリしますし、[台詞だけでストーリーを進めるということは]演ずる楽しみが多くなって来た感じです。wink

【師匠】 それが落語という話芸の妙味とでもいうか、演者のテクニック、センスが必要な箇所です。流三さんはちょいとそれを掴んで来ました。あたしも教え甲斐があります。嬉しいです。confident

【流三】 [師匠に言われて]創作したオチが、師匠には[オチを言う前から]バレてしまったようですが、もっと台詞を練り上げて、何とか格好ぐらいは整えて行きたいと思います。coldsweats01

200906252108000 【師匠】 オチはクイズではないので、ばれても差し支えありません。どういう間と調子で表現するか、です。そんなこと言ったら古典落語はみんなバレてます。(笑)でも、演りにくいことはないでしょう・・・・。scissors

【流三】 最近、[我々の三流亭、有難亭、N文亭、紅巣亭など]師匠門下の天狗連が増え、大変刺激になります。heart02

【師匠】 落語は単に笑わせるものではない、ということが理解できる人が増えたってことでしょう。いいことです。catface

徘徊・彷徨・逍遥

「乱志&流三の落語道徘徊・彷徨・逍遥」などという副題をつけましたが、もう一度意味を確認してみました。

200706171349000【徘徊】 : 目的もなく、うろうろと歩きまわること。うろつくこと。

そうそう、何の理念や哲学もなく、落語を聴いていますよ。

   「こうしよう」「こうなりたい」なんてぇ知恵はありません。   

200706171349001_2【彷徨】 : さまよい歩くこと。あてもなく歩きまわること。

そうそう、目的がないから、ただヨロヨロと歩いていますよ。

   「誰が好き」「何が好き」なんてぇことも分かりません。

200906271630000 【逍遥】 : 気ままにぶらぶら歩くこと。そぞろ歩き。

そうそう、、何も考えていないから気まま気まま・・・・。

   ただ、落語は好きみたいだから・・。行き当たりばったりと。

2009年6月29日 (月)

師匠から合格点

karaoke師匠のブログに、落語っ子連の稽古のコメントがありました。japanesetea

200906271629000 私の「浜野矩随」については、「前回指摘した地の部分の多さを直して来た。圓楽(5)臭も少なくなって来た。合格点。」と・・。coldsweats01

weepまた、落語っ子連のMLでは、「上出来。人情のなんたるかを掴んでいて、それを表現していました。 」というコメントがありました。

wobblyとりあえず「合格点」を頂戴しましたが、何と言っても稽古不足。昔の"貯金"で最後まで行きましたが、特に後半の台詞は手探りでシドロモドロでした。bearing

watch師匠から、「噺の方は大丈夫、大丈夫。だけどこんなに長い噺[35分ぐらい?]をOB落語会でやってもいいのかい?」と訊かれたので、「何とかなるでしょう。それに、高座に上がってしまえばこっちのもんですから・・。」って・・・。pig

日経ホール落語

To150ootemachia 大手町の再開発で、この春に高層ピルが3棟建ち上がりました。

Hall_pic01その中の1棟が日本経済新聞のビルで、この中に「日経ホール」が作られているようです。

その新しいホールで落語会が始まります。その第1弾が、「桂米朝一門会」です。

桂米朝師匠も80歳を過ぎて、高座を拝見できる機会も少なくなりましたので、新しいホールでの第1回目の公演でもあることから、チケットをゲットすることができました。

200906271338000_2

米朝師匠のほか、息子さんの米團治さんと南光さんですから、少々値は張りますが、楽しみにしていたいと思います。

公演は9月12日と、まだかなり先なので、米朝師匠の健康状態が心配です。

以前、やはり一門会のチケットを買っていたところ、直前に転倒による怪我で休演されたことがありますから・・・。

小田原柳家三三落語会

200906262154000 柳家三三さんの"故郷に錦"公演の案内などが、ショーキャンプから届きました。

でもね、さすがに小田原までは行けません。

2009年6月28日 (日)

乱志&流三の「浜野矩随」

200906271644001200706171349001_2_2落研時代に乱志が仕込んでから30年、流三は圓窓師匠に稽古をつけてもらい、積年の目標である噺の完成を目指そうとしています。 

今日の稽古でも、新たな宿題をもらいました。

 ① 途中に入れるくすぐりを慌てずゆっくりやる。

 ② 30両から50両に増やすストーリー立てを考える。

 ③ 場面転換のメリハリを付ける。

 ④ 仕草だけでストーリーを進めたり場面を作る時の工夫を。

 ⑤ 最後の部分を努めて明るい展開に。(3本足の馬も使う)

 ⑥ 創作したオチの磨き上げを。

頑張らなくては・・・・。

まど絵さんの創作落語

Ennsousisyou03082 落語っ子連のまど絵さんは作家です。pen

mailこのまど絵さんが、落語協会の落語台本募集に応募しようと、2題創作したそうです。

clockこの6月末が応募締切なので、圓窓師匠から色々アドバイスをしてもらっているようです。sweat01

scissors師匠が稽古会が終わって帰られた後、残ったメンバーで、まど絵さん作のうちの1作を読ませてもらうことにしました。ear

book不肖私が、ぶっつけ本番で朗読して、メンバーで色々無責任な意見を言い合いました。・・でも締切直前の素人コメントで、きっと今頃まど絵さん困っていないか、ちょっと心配です。 o(_ _)o

penでも、落語を作ろうなんていう、そのパワーには敬服してしまいます。dash

;:゙;`(゚∀゚)`;:゙ 今日の稽古会も、落語の稽古だけではなく、色々とためになり、楽しい一日になりました。

師匠に「仙都に笑いを」を・・

200906082204000 「落語っ子連」の稽古場で、圓窓師匠に「仙都に笑いを」をお渡しし、改めて寄稿のお礼を申し上げました。m(_ _)m

落語っ子連のメンバーも、興味深く見てくれました。wink

特に、昭和39年の写真は、若かりし頃の師匠が写っていることもあって、大好評でした。 (*^-^)

あぁそれなのに、それなのに・・・。稽古が終って師匠が帰られた後、師匠が座っていた椅子の脇に、「仙都に笑いを」が置いてありました・・・・。shock

まど音さんに保管しておいてもらうことにしました。 (。>0<。)

「ん組」の稽古会

200906271645000 落語っ子連「ん組」の稽古。
まど音、まど絵、窓蕗、商人、流三と、転宅(引越し)のため欠席したびす太以外の「ん組」メンバーと、「へ組」から偵察?のまど深さんが出席。

私は、野暮用があって、少し遅刻してしまいました。
稽古場では、新しく入った商人(あきんど)さんが、生まれて初めてという落語の稽古を、師匠の前でやっているところ。
私は途中から聴きましたが、声も雰囲気も良く、初めてのようには思えません。
「小言念仏」という難しい噺ですが、どのように料理してくれるか、とても楽しみです。

200906222132001 「さあ次は誰かな?」と、着いたばかりで、汗をふきふきしていると、みんなの眼がこちらを向いて「お前だろう」・・。
家で稽古していないから、今日の稽古は、あわよくば逃れようと思っていたのに・・・。
心の準備も何もないままに座布団に座り、前回は前半だけだった「浜野矩随」を通しで・・・。
前回の師匠からのコメントは、
200906252103000 ① なるべく台詞でストーリーを進めること
 (=講釈の名残の素・地の部分を減らすこと)
② 台詞の最後までその人物(の料簡)になり続けること [台詞の最後に地(素)に戻ってしまうのが、私の欠点]
③ 講釈から来た人情噺だが、オチを考えること・・・

師匠から、途中で何ヵ所か指導を受けながらも、なんとか自作のオチまで辿り着くことができました。

さらに宿題も出ましたが、11月のOB落語会には間に合いそうです。宿題は、別の項で整理しておくことにします。

次は、まど音さんと窓蕗さんの語りとピアノのコラボレーション。来月の音楽教室の発表会で披露するんだそうで、地下鉄東西線の蘊蓄がたくさん入った、面白い語りとピアノのハーモニーががいいですね。

今日は、師匠の午後のスケジュールの関係で、12時半で稽古会は終了しましたが、思いがけず通し稽古をしていただき、・・疲れました。

談志楼さんの「浜野矩随」

立川談志楼さんのCDにも「浜野矩随」が収録されています。

M_mithioimg600x4501239775776goxe0q5M_mithioimg600x4501239775776xohxlo5 文学者でもある談志楼さんらしく、丁寧な言葉遣いで進められて行きます。比較をするのは意味がありませんが、個人的には、圓楽師匠や志の輔さんのような、激しさも出る、メリハリのあるのが好きです。

"腰元彫り"というのは、贅沢な嗜好品だったはずで、表現するのが難しいと思います。

何となく、全体のイメージと新しいオチが鮮明になりつつあります。稽古をしっかりして、早めに完成させたいと思います。

2009年6月27日 (土)

馬津郷(まつど)寄席

Title1

馬津郷寄席のお席亭(主催者)の菊地さんから、8月2日(日)の会の案内メールが届きました。

K_gaian2 すぐに「友人と2名」で、予約の返信をしました。

もう第11回目になります。今回も満員でしょう。そろそろ会場を大きくしないといけないかも・・・。

K_304日時 8月2日(日)18時

会場 松戸市民会館 3階ながいき室

出演  春風亭一之輔・ゲスト 桂佐ん吉

東京かわら版

200906262153000

もう7月(文月・ふづき)ですよ。もう今年も後半に突入することになります。

七夕・梅雨明け・四万六千日・・・・。夏ですよ。日本の夏。お暑い盛りでございます。

「東京かわら版」には、三遊亭圓丈師匠が登場。先日刊行された著書「ろんだいえん」も紹介しながら、落語(界)や新作落語に対する情熱を語っておられます。

古典落語を憂えながらも、古典落語をこよなく愛する姿。

落語に対する考え方は、柳家つばめ師匠にも近いかもしれません。

6_01 それにしても、圓丈師匠のことは、真打昇進前の「めう生」と名乗っていた頃から知っていたので、羽織なのかちゃんちゃんこなのか分からない、袖の付いていない羽織のようなものを着た表紙の写真を見ると、随分年を取られたなぁと思います。自分のことは棚に上げて・・・。

今は亡き、落研主催の落語会で、師匠の三遊亭圓生師匠に真打昇進披露口上をやっていただいたのも、つい昨日のような気がするのですが・・。あの時、まさに「落語協会分裂騒動」の夜明け直前だったっけ・・・。

「仙都に笑いを」で、私は次のように触れています。(一部省略)

P1000060 昭和53年5月24日、三遊亭圓生は、大量真打昇進に反対して、落語協会を脱退し、新しい団体の旗揚げを発表する。

後年三遊亭圓丈師匠が上梓した「御乱心」に詳細が著されているが、5月9日の落語協会の理事会で真打問題が顕在化し、圓生は12日には落語協会脱退の意思を固めていたようである。そして2日後の14日の真打昇進披露をしてくれた大学落語研究会の落語会の後、宿泊しているホテルで、圓丈は師匠から初めて落語協会脱退の話を聞くことになる。

まさにあの独演会の時には、圓生の心は穏やかどころか千々に乱れていたはずで、打ち上げの時のご機嫌な表情とのギャップが、かえって生々しい神経戦を感じてしまう。あの時、そんなドラマが華やかな落語会の裏で動いていたのである。

200906271848000 ところで、裏表紙の広告がますます賑やかになって来ました。7月号には空欄がほとんどなくなってしまいました。"常連"の広告主も多いですが、落語会や飲食店や、地方の広告主が多いのも驚きです。

わが落研の「祝:創部50周年」というのも、掲載してもらったらどうでしょうか・・・。10500円也。ちょいと提案してみようかと・・・。

志ん朝師匠の「浜野矩随」

200906242218000 古今亭の"浜野"は、志ん生師匠が「名工矩随」という題名で演っていたようです。
落語研究会の「古今亭志ん朝全集」には、「浜野矩随」で入っています。

志ん朝師匠は、この噺はあまり好んで演らなかったようです。それは、母親が自害するという悲惨な結末だから。

現に志の輔さんは、母親を死なさない演出をしています。圓楽師匠も一時期は同様の演出だったそうですが、筋立てを考えると、やはり母親は自害せざるを得ない・・・、私もそ思います。

ストーリーの展開は、圓楽師匠のものとは異なります。また、形見に彫り上げる観音像の大きさもかなり違います。

スターの死

200906262318000 海の向こうのスターが相次いで亡くなったそうで。

「チャーリーズエンジェル」のファラフォーセット。

「スリラー」・"ムーンウォーク"のマイケルジャクソン。

恥ずかしながら、ほぼ同世代で、リアルタイムに生きていながら、どうも外国の人のことはほとんど知りません。

マイケルジャクソンの場合は、あの独特(どくどく?)の顔や、最近は好ましからざる話題も多かったので、その存在を知っていたという程度の知識です。

「ジャクソンファイブ」という兄弟グループからスタートしたそうですが、私がいくらか知っているアメリカの兄弟グループと言えば「オズモンズ」。日本では「フィンガーファイブ」です。

それよりも個人的には、前の会社の元役員で、「J社」というファイナンス会社の社長を務められたINさんがご逝去されたニュースの方が、感慨深いものがありました。

ご本人は記憶の片隅にもなかったでしょうが、あるプロジェクトでJ社にも協力してもらおうと、IN社長を訪ねてプレゼンを行った時に、真っ先に協力的な言葉をくださいましたっけ。・・・病魔に襲われ、70歳にも届かないご一生でした。ご冥福を祈ります・・・・合掌。

来月の三遊亭鳳楽独演会

200906182037000来月の「三遊亭鳳楽独演会」は、国立演芸場での公演です。

日暮里での独演会でチケットを買おうとしたら、残りあと2枚だけでした。何とか最高列の右端の席を確保しました。

好みは分かれるかもしれませんが、ゆっくりしたリズム、上品な話しっぷり、高そうな着物・・・。

派手ではありませんが、存在感のある噺家さんだと思います。

2009年6月26日 (金)

世紀の大凡戦?

50年前の昨日は、世紀の名勝負と言われた「天覧試合」巨人対阪神。

090207tvasahiそして、33年前の今日(昭和51年6月26日)は、世紀の大凡戦と言われた「異種格闘技戦」モハメド・アリ対アントニオ猪木。

あの日、私はただ白けた目で、この対決のテレビの中継放送を、大学の友人たち数名とで見ていた気がします。アリが立ち、猪木がマットに座ったままで、睨み合うシーンが多く、何ともつまらない試合だと思いました。

20080618inozkivsari今年の2月頃だったか、あの試合の舞台裏にスポットを当てた、猪木さんの真実の告白のような番組があり、何気なく見たのですが、掛け目を掛けて見ても、猪木サイドがアリからの強引で不利な条件を受け入れて行われた試合だったことが分かり、少し合点がいきました。

改めて画面を見ると、猪木が怖気づいてしゃがんでいるのではなく、むしろアリがてが出せないでいたんだということが伝わって来ます。

三遊亭鳳楽独演会

200906261823000 鳳楽師匠の高座も久しぶり。
日暮里サニーホールも久々です。

◆ 夕立ち屋    三遊亭 鳳笑
◆ 牛ほめ      三遊亭 圓福
◆ 片棒        三遊亭 楽生
◆ 胆つぶし       三遊亭 鳳楽
◆ 百川            三遊亭 鳳楽

200906262004000 楽太郎師匠の一番弟子の楽生さん。明るい雰囲気の「片棒」でしたが、オチが「心配するこたぁない。"後棒"はお父っつぁんが担ぐから。」・・。
これじゃオチにならないでしょ。「それじゃダメじゃん!」ですよ。annoy
オチは大切にして欲しいものです。

200706171343001j 独演会の楽しみは、マクラの面白さです。
今日、マイケル・ジャクソンが亡くなったこともあり、先輩の師匠方の死因の予想という話題。

文楽師匠は肝硬変で。圓生師匠は心筋梗塞で。 志ん生師匠は何だったんだろう?。

ご健在の師匠方では、圓楽師匠は腎・肝不全、圓蔵師匠はそそっかしいから交通事故、そして極め付きは談志師匠は・・・・他殺sign03

諸行無常・・

building3月決算の上場企業の株主総会がピークを迎えています。dash

karaoke昨日株主総会を開催したN社は、前の会社で私が担当していたことがある親密な会社で、社長のHさんは、当時は私のいた会社を担当する営業部隊の課長さんでした。gawk

bicycle何年か前、このHさんが社長になった時には大変驚きました。wobbly

wave昨日の株主総会の紛糾ぶり、最近の各種報道でのトップの人たちの前代未聞の迷走・騒動ぶりは、この会社や課長の頃の社長をいくらか知る者にとっては、とても信じられない思いです。annoy

bomb家庭や身内の喧嘩を衆目に晒して・・、みっともない。という感じ。
weep社員がかわいそうだし、会社の信用や歴史が、大きく棄損してしまった気がします。punch

moneybag誰が・何が、人や会社をこんなに変えてしまったのでしょうか。
地位?名誉?金?意地?・・欲?・権謀術数?shock

  "欲深き 人の心と 降る雪は 積もるにつれて 道を失う"・・

朝日名人会の通し券

200906242128000 なかなか当たらない「朝日名人会」の今年後半5公演分の通し券の募集DMが届きました。

今回も「ダメもと」で応募しようと思いますが、どうせまたハズレでしょう・・・。

2009年6月25日 (木)

天覧・・

「天覧相撲」と言えば、天皇陛下が国技館でご覧になる相撲のこと。

080303 一方、「天覧試合」と言えば、天皇陛下がご覧になる何かの試合という一般的なものではなく、50年前の今日、昭和天皇が後楽園球場でご覧になった、プロ野球の巨人対阪神の試合を指しているようです。固有名詞になってしまっています。
そうです。長嶋が村山から放ったサヨナラホームランが、未だに語り草になっている、あの試合のことです。

それまでマイナースポーツだったプロ野球が、この「天覧試合」を境にして、国民的スポーツになったと言われているようです。
エンターテイメントが多様化している現代では信じられません。ひとつのスポーツが、こんなに国民の注目を集め(られ)るなんてのは。

あの忌まわしい戦争が終わってまだ15年足らず。よくも悪くも、世界は狭く、国や人の心は画一的だったのでしょう。

この天覧試合が昭和34年。

Ensho 落語界では、三遊亭圓生師匠が皇居に呼ばれて、天皇陛下の前で落語を口演した「御前口演」が昭和48年。天覧試合の長嶋さんのホームランから14年後のことです。
圓生師匠の「御神酒徳利」で、落語はメジャーになったか・・?なんていうのは野暮ですが。

歴史というのは、ひとつひとつの出来事が、実に重たいものですね。

「水神」再び

200906252054000 NHKオンデマンドで、BS2で放映された「水神」を再度視聴しました。

しかし、「お好み寄席」という番組の名前からは考えられないような、こんなに本格的な、ある面でマニアックな作品が採り上げられたというのも、嬉しいことですね。

200906252057000先日は、見た場所が会社の休憩室だったので、やや臨場感に欠けていましたから、今夜はじっくり聴くことができました。

ピアノの出囃子「新曲浦島」も面白い。背景が、緑色と青から最後のクライマックスの赤と変わり、噺とピアノが抜きつ抜かれつで絡み合い、ストーリーが展開して行きます。

200906252104000 曲も全部師匠が選んだそうで、ベートーベンの「運命」などは、音楽の専門家にすれば、あまりにわざとらしく聴こえるのだそうですが、まぁ素人にはわかりません。

「見てはいけない」「他人に喋ってはいけない」・・。昔話によくあるパターンです。

200906252108000 そうそう、そう言えば、やはり師匠がギタリストの榎本裕之(というより三流亭無弦)さんとコラボしている「ゆきおんな」でも、別れるシーンがありましたっけ。

「死に別れより生き別れの方が悲しい・・・。」と師匠。

200906252100000 それにしても、師匠は大熱演ですね。洋楽器とのコラボレーションという新しい試みというだけでなく、素噺・人情噺としての完成度も高く、完全に師匠の十八番ネタになった気がします。

いつも師匠は、「自分は飽きっぽいから」と仰りながら、新しいことにチャレンジを続けています。落語とのコラボもコーラス・ギター・篠笛・チェロそしてピアノ・・。落語の懐の深さに、師匠の磨かれた話芸が加わり、何とも言えない世界が生まれて来ます。

お楽しみKOZA

200906242129000 神奈川県立青少年センターからDMが届きました。

9月12日(土)に開催される「お楽しみKOZA」の公演案内などが入っていました。

今回は、横浜開港150周年に因んで、圓窓師匠の創作落語「ヨコハマ食の夜明け(仮題)」が披露されるそうです。

この噺も、先日放映された「水神」のピアノの竹葉子さんとのコラボレーションです。

落語の台本

200906211230000 噺家さんの稽古のもとになる、"台本"・"ネタ本"(圓窓師匠は"高座本"と仰っているようです)は、様々なようです。

国立演芸場の特別展示で、時期は異なりますが、五代目と六代目の三遊亭圓生師匠の自筆ノートが展示されていました。

P1000049_2上が柏木の師匠(六代目)で、下が五代目のものですが、二人とも、とても達筆です。

六代目の右側の灰色のノートは、宇野信夫作「心の灯」のネタ本でした。

200906222132001 ・・・・そして、恥ずかしながら、これが私のネタ本「浜野矩随」です。

2009年6月24日 (水)

没後20年

今日は、昭和を代表するスター「美空ひばり」さんの没後20年になるのだそうです。

私よりも一世代上の方ですから、特別ファンだという訳ではありませんが、好きな楽曲は多くあります。

200pxmisora_hibari「悲しい酒」「柔」「おまえに惚れた」「みだれ髪」なんていうのが好きですね。それから「越後獅子の唄」・・・。

←福島県塩屋岬の供養碑だそうです。

  note"髪のみだれに・・・"notes

今から25年ぐらい前のことです。私が渋谷駅・東急文化会館(当時)前で信号待ちしていた時に、黒塗りの車から降りて来て、隣に立った中年の小柄な女性。黒系統の服にサングラスをかけていましたが、間違いなくひばりさんでした・・・。信じてもらえないだろうなぁ。

そういえば、前の会社で勤務していた支店が入居していた新宿西口のビルは、美空ひばりさん・吉永小百合さんの母校の精華学園の跡地に建っています。

師匠のブログ

200906252108001 昨日の「水神」のテレビ放映について、圓窓師匠がブログにコメントされています。私もテレビを見ての感想をメールしましたので、触れてくださっています。

多少の編集はあったが、何とかまとまっていた。
ピアノの流れているとことはいじってないので助かった。ピアノの音が切られたら、なんにもならない、、、。
200906252115000 ピアノの竹さんと圓窓をいくつかの方向から撮っていたのも楽しかった。照明も活用してくれて、一段と大きくなった。
わがささやかな人生体験から得た、「生き別れは死に別れよりつらい」「人の心に傷を付けまいとする嘘もある」などを台詞として入れてみたのが今回の作品。
ピアノの曲に乗って、感激しちゃった、、、。(笑)
どうも、あたしは素人っぽい、と人に言われるが、こんなことが作用しているんだろう。
200906252104000_2 流三さんから早速に感想がくる。
竹さんからも「感動した」とのこと。

今日あたり、師匠のところには、多くのブログやメールでの反響が届いていることだと思います。

勤務中に

01_01 昨日、今年一番の蒸し暑い日の午後、御徒町駅前の中央通りの交差点近くで、三遊亭萬窓さんとすれ違いました。
萬窓さんは一人で、北(上野方面)へ向かっていました。
私は仕事中で、二人で上野広小路方面へ向かう途中。
勤務中、二人でなかったら、声ぐらいかけたのですが、残念でした。
長身で色白で、最近顔の面積が広くなって来た姿(ごめんなさい)は、下町の雑踏の中で目立っていました。

圓楽師匠の「浜野矩随」

200906222243000 何と言っても、あの時鈴本演芸場で、トリの圓楽師匠のこの噺を聴いたことが、落研時代の"目標"みたいなものでしたから・・・。

落研50周年記念号「仙都に笑いを」で、この噺へのチャレンジについて、私は以下のように綴っています。

・・・就職も何とかなりそうだったが、落語に関しては、自らに課した目標が残っていた。

プロの真打落語家の桂文平から言われた「アマチュアなら大きな噺にチャレンジしてみろ」という言葉である。

12月に予定されている発表会で、人情噺「浜野矩随」という長講にチャレンジしてみようと決めていた。

2年生の時、休みで帰省する途中に立ち寄った鈴本演芸場で、三遊亭圓楽がトリで演った、題名も知らない噺。

いつか見つけ出して演ってみようと思っていた矢先、三遊亭圓楽のレコードが発売されて、「浜野矩随」という噺だと知った。

P1000182 (中略)昭和53年12月6日、第48回発表会で「浜野矩随」はネタおろしされた。・・・・。

改めて、最近購入したDVDを視聴すると、まだまだ欠けた部分が多くあります。

この噺は、もともと講談ネタで、圓楽師匠は、一龍斉貞鳳先生から教わったんだそうです。だから、もっと講談色を消す工夫も必要でしょう。

2009年6月23日 (火)

お好み寄席

Okonomi NHKのBS2「お好み寄席」。

今日は、三遊亭圓窓師匠の長講「水神」放映の日です。

200906252113000 菊田一夫作「水神」を、ピアノとのコラボレーションという、師匠渾身の作品。今年2月の東京落語会では、ホールで素噺での「水神」。今回は、グランドピアノを従えての口演でした。

なかなか仕事が終わらず、何とか会社の休憩室のテレビで見ることができました。

ピアノは竹葉子さん。

師匠から事前にお聞きしていた挿入曲は以下のとおりです。
                      
 ◇出囃子 新曲浦島(長唄)~これは師匠のいわば"テーマ曲"
 
◇村祭り(日本の古謡)
 ◇子守唄(日本の古謡)
 ◇ラフマニノフ (ピアノ協奏曲二番・第二楽章)
 ◇グリーグ (ぺールギュント第一組曲「朝」)
 ◇ベートーヴェン (交響曲五番「運命」・第一楽章)
 ◇ラフマニノフ (ピアノ協奏曲二番・第一楽章)
 ◇ロドリーゴ(アランフェス協奏曲・第二楽章)
 ◇モーツァルト(ピアノ協奏曲二三番・K四八八・第二楽章)
 ◇グリーグ    (ピアノ協奏曲・第一楽章)

200906252103000 噺もカットされる部分も少なく、ホール落語の映像よりも近影映像が多く、さらにBSということもあって、鮮明で迫力ある画面でした。

私が一番楽しみだったのは、やはりオチの場面。真っ赤な夕焼け空をバックに、黒い羽織を羽根に見立てて飛ぶ烏の姿・・・、翼を広げた姿で仕草を停止した直後に照明が暗転。ピアノの音に乗り、師匠がイメージしていた形が実現できた気がしました。

200906252126000 時間の流れも空間も、いずれも壮大に描かれた噺が、ピアノが奏でるクラシックに押し出されて、迫力を増していたようでした。

今度の稽古の時は、しばしこれが話題になることでしょう。

これも「落語」です。しつこいようですが、柳家つばめ師匠も納得でしょう。

落語CD昭和の名人≪13≫

200906222225000 黒門町再び。八代目桂文楽師匠です。

今読んでいる、柳家つばめ師匠の「創作落語論」によれば、一字一句練り上げられた文楽師匠の落語は、ある面では"邪道"ということでしょう。

落語は大衆芸能であって、古典芸能ではない。従って、その場限りで消えていくものである。噺を練り上げる・残すというのは、手段であって、目的ではない。手段を追求するのは本質ではない。・・・と、こんな感じの論調です。

  ◇ 船 徳     桂 文楽

  ◇ 鰻の幇間   桂 文楽

  ◇ 寝 床     桂 文楽

うわ~ぁ、3席とも、「桂 文楽」の噺です。

若旦那・幇間・お店の旦那・・・。全て黒門町の十八番のキャラクターです。

「ようこそのお運びでございまして・・・。」をじっくり聴くことにします。

志の輔さんの「浜野矩随」

200906222243001 「志の輔らくご in PARCO」の映像から、「浜野矩随」のDVD。

一番参考にすることが出来るかもしれません。「腰元彫り」を最もリアルに表現しているので、圓窓師匠からの宿題に応えられるかもしれない。この噺は、「腰元彫り」の馬と観音像の表現がポイントですから。

200906222252000 ストーリーや台詞は、やはりペースとなっている圓楽師匠に近いものにならざるを得ませんが、また、一番練り込まれていると思うので・・・。

そして、矩随を、お人好しで親思いの息子として描きたいと思います。

2009年6月22日 (月)

ろんだいえん

516lnswwojl__sl160_aa115_ 三遊亭圓丈師匠の「ろんだいえん 21世紀落語論」という新刊。

帯には、"これは圓丈の遺言である。ここに生前贈与する!"という、とても勇ましい文字が踊っています。

新作(創作)落語中興の祖とも言われる圓丈師匠、落語に対する思いなどを知ることができたらと思います。

Img_0017_2 落研時代に大変お世話になったこともあり、親しみを感じていたのですが、2年程前の某落語会で、楽しみにしていた「文七元結」を"朗読"したのを聴いてから、引いていました。

論点は"新作(創作)"中心でも、圓丈師匠はベースに"古典"が入っていますから、私の落語徘徊の参考にさせていただいたり、方向を示してもらえるような部分があるかもしれません。

読みかけ「創作落語論」

book 五代目柳家つばめ師匠の「創作落語論」を楽しく読み進んでいます。

まず、各標題が激しくて面白い。

200906211919000  「古典落語は邪道である」

  「落ちがなくても落語だ」

  「本来落語は体制外のもの」

  「残る落語は駄作である」

  「一回だけで消える落語」・・・・。

師匠の落語の定義や前提、論ずる角度などを理解した上で読むと、それなりに納得できる部分も多くあります。もう少し、読み進んで行くことにしましょう。

2009年6月21日 (日)

花形演芸会

200906211227000200906211226000久しぶりに国立演芸場に来たような気がします。
雨降りの中を出かけました。

 

200906211731000  ◆ 元 犬      古今亭志ん坊
 ◆ 浮世床      金原亭馬吉
  ◆ 青 菜             三遊亭上楽
  ◆ 明 烏             隅田川馬石
  ◆ 抜け雀           桃月庵白酒

見れば、上楽さんを除いて、古今亭一門の若手中心の番組でした。

志ん坊くん、味噌の宣伝のようなクリクリ頭だったのが、髪を伸ばしているようで、らしくなって来ました。
馬吉さんは、口調がとても師匠に似ています。これから自分を作り上げて行くのでしょう。
上楽さん、・・。ノーコメント。
五街道雲助師匠の二人のお弟子さん、白酒さんと馬石さん、抜け雀と明烏。奇しくも、落研時代の「金原亭馬生独演会」の先代馬生師匠の演題です。
大師匠の先代馬生師匠も、良い孫弟子たちに、安心しておられるでしょうね。

真打昇進が決まって

Ph2323 柳家三之助さんが、落語協会のメルマガの冒頭「まくら」で、真打に向かっての様子に触れています。微笑ましい光景が浮かんできます。

(前略)すでにいろいろな準備に取りかかろうとしておりますし、何よりも皆様に楽しんでいただけるよう、芸の方も最後のあがきといいましょうか、二ツ目の間にやっておかねばならないことはないかなどと、悩ましい日々。 先日楽屋で落語協会会長・鈴々舎馬風師匠にお目にかかったので「よろしくお願いいたします」とご挨拶申し上げましたところ、「何?真打?知らねえな、(楽屋の皆に)おい、知ってるか」楽屋の皆さんも調子を合わせて首をかしげる始末・・・不安になってきました。(以下略)

真面目な部分と洒落の部分、こういう適度な組合せの話っていうのは、とても心地の良いものです。

夏至

Chart_small 今日は、二十四節気の「夏至」。一年で昼の時間が最も長い日です。

今までもそうでしたが、何となく中途半端な時期のような気がして、実感が湧きません。「夏に至る」ということならば、気象的には「真夏」ということ?

暑さはこれからだし・・・。

そんなことを、ある気象予報士が解説しています。

何故、夏至が真夏(暑さのピーク)ではないのか? その理由は以下の2つだそうです。

①空気は暖まりにくい性質を持っているから。太陽の日差しは、空気そのものを直接暖めるのではなく、まず地面や海水を暖めることにより、地面や海水に近い空気から次第に暖かくなる。これが繰り返され、空気に熱が蓄積されて気温が上がって行くので、暑くなるのに時間がかかる。

②夏至の時期は、日本は「梅雨」で、雲が日差しを遮ってしまう。

・・なるほど。・・・そして、今年(今日)も雨降りの一日になりそうです。

落語に、梅雨とか夏至とかが出て来るネタがありますかねぇ・・・。あまり思い浮かびません。

「落語百選」≪19≫

200906201817000 八代目雷門助六師匠は、穏やかな口調と「あやつり」などの踊りが印象的な大好きな噺家さんでした。

今回の配本の「噺家列伝」で、師匠の一生(年表)を見て、知らないことばかりながら、「なるほど、そうだったのか」と、晩年の高座に思いを馳せることができました。

学生時代、NHKラジオの公開録音の演芸番組には、助六師匠はじめ、柳橋・今輔・枝太郎・笑遊・柳昇・米丸などの芸協のベテラン師匠連がよく出ていた気がします。

200906202134000 ◇ 短命       桃月庵白酒

 ◇ 住吉駕籠    桂文我

「短命」なのか、「長命」と言うべきか・・・・。私は「長命」の方が良いと思うのですが。

なぜかって?

・・・それは、オチが「長命だ」と言うことと、長命の方が縁起が良いでしょう。 

2009年6月20日 (土)

創作落語論

200906201659000 河出文庫の「創作落語論」。夭逝した五代目柳家つばめ師匠の著作。
昭和47年刊の文庫化。師匠が46歳で亡くなる2年前です。

巻末に、弟子だった夢月亭清麿師匠と、評論家の大友浩さんの対談が加えられています。
宮城県出身で、大卒落語家第1号なんだそうです。権太楼師匠も、この師匠に入門のはずです。

圓窓師匠と同じ頃の笑点メンバーで、当時は柳家小きんを名乗っていたのが、六代目ですよね、確か。("つばめ"でなく"つば女"でしたが・・。)
この師匠もまた、期待されつつ早世されました。

新作(創作)落語派だった師匠の著作を、ちょっと真面目に読んでみようかと思います。

東京落語会の歴史

200906200000000_3 東京落語会600回・50年の歴史の一面として、いつもより分厚いプログラムに、今までの記念公演のプログラムが載っていました。

50年といえば、小三治師匠が入門されたのと同時期のスタートで、昭和の名人たちがきら星のごとく輝いていた頃でしょう。

米丸師匠が、口上の中で、落語界の存亡の危機を憂えた久保田万太郎・安藤鶴夫さんなどの肝入りで、噺家さんの研鑽の場を作るという、高邁な目標で始められた落語会なのだそうで、大看板の師匠たちも、いつもの寄席などとは違って、楽屋でも緊張していたそうです。

◇第1回                  ◇第100回

(S34.7.30・第一生命ホール)      (S42.10.13・ヤマハホール

隣の外人    春風亭柳昇              らくだ     桂小文治

棒だら      金原亭馬の助       寝床     桂文楽

出来心     柳家小さん         黒猫      徳川夢声

らくだ       三笑亭可楽         天災           中村仲蔵

栗橋宿      三遊亭圓生

大丸家騒動  桂小文治

抜け雀     古今亭志ん生

◇第200回                ◇第300回

(S51.2.13・イイノホール)        (S59.6.15・イイノホール

二番煎じ    三遊亭円輔       宿替え     桂枝雀

くしゃみ講釈  三遊亭金馬       船徳      柳家小三治

反対車     桂伸治          崇徳院     笑福亭仁鶴

大喜利・滑稽俄安宅新関        火焔太鼓   古今亭志ん朝

                                                   代書屋    桂春団治

                       猫の災難   柳家小さん

◇第400回                ◇第500回

(H4.10.16・イイノホール)        (H13.2.16・イイノホール

ろくろ首     柳家小三治        金明竹     三遊亭小遊三

坊主の遊び   古今亭志ん朝      干物箱       古今亭志ん朝

びっくりレストラン 桂米丸         源平盛衰記     桂文治

骨釣り      桂米朝                      長命      桂歌丸

宿屋仇      桂小文枝         我孫子宿   三遊亭圓歌

猫の災難    柳家小さん

柳家三之助さんの挨拶状

200906192355000 来年春に真打昇進が決まった柳家三之助さんから、洒落た挨拶状が届きました。
「来年の三月」。
"来年の三月、来年の三月"って、「幾世餅」「紺屋高尾」じゃあるまいし。
真打昇進は嬉しいけれども、物心両面で物凄く大変だそうです。

200807 明るい芸風ですから、引き続き注目して行きたいと思います。

どうでもいいですが、葉書の文末の日付が「2009年5月」となっていたのは、ご愛敬でしょうか。

2009年6月19日 (金)

東京落語会

200906191746001 200906191745000 東京落語会の第600回という記念すべき公演。昭和34年からちようど50年なのだそうです。

今まで見たことのないような、当日券の列が出来ていました。600回記念か小三治師匠見たさの人たちでしょうか?

「当日券は完売いたしました」という表示も上がっています。

いつもの雰囲気とは違います。

     ◆ 寿限無その後   春雨や雷太

     ◆ 浮世床       三遊亭小遊三

     ◆ 旅行鞄       桂 米丸

     ◆ 中沢家の人々   三遊亭 圓歌

     ◆ 馬の田楽      柳家小三治

        公演600回記念口上

    ◆ 小言幸兵衛    桂  歌丸

    ◆ 猫の災難      鈴々舎馬風

200906192359000_3落語協会と落語芸術協会の現会長と前会長(最高顧問)が揃い、芸協副会長の小遊三師匠と落協の最高峰の小三治師匠という、豪華な顔ぶれです。

それにしても、最高顧問の二人、特に米丸師匠がお元気なこと。84歳だそうです。

仲入り後の口上も、舞台下手から、小遊三・歌丸・米丸・圓歌・馬風・小三治と並び、平均年齢が高いので、賑やか大爆笑ではないものの、楽しいものでした。

700回記念は8年後。私の「落語徘徊」も続いているでしょうか。

200906191746000

当日券の行列

200906200000000いつもより厚いプログラム 

三遊亭鳳楽独演会の案内葉書

200906182037000 来月の独演会の案内。
来月は、国立演芸場の回です。
そうだ。鳳楽師匠にも「仙都に笑いを」を読んで貰おうか。何ヵ所か登場していますから。

昨日の「やすらぎ寄席」にも行けなかったから、まず今月の独演会には行かなくては。

2009年6月18日 (木)

巡り合わせ

tv昨日の日経新聞の文化欄に、あの「ヤン坊・マー坊」の作者の"中邨靖夫"さんが出ています。
movie今年で50年になるという話は知っていましたが、原作者・アニメーターはしりませんでした。
dollarこの人が、ヤンマーディーゼルからアニメの依頼を受けたのは、まだ19歳だったそうで、以来50年・・。
200906170730000_2 ご本人のセンスや努力は勿論ですが、最初はちょっとした出会いでも、ライフワークになることもあるのですね。"巡り合わせの妙"ってぇやつですね。

ペコちゃんなどの商品キャラクターや、鉄腕アトム・ドラえもん・ウルトラマンなどのキャラクターと、リアルタイムで親しむことが出来たのは、とても幸運なことだと思います。

ミツバチ不足?

Images ミツバチの数が減少し、野菜や果物の生育にも多大な影響が出つつあるようです。

原因は確定できていないようですが、ミツバチというのは、ただ蜂蜜を採るためのものだけではなく、我々の生活に不可欠な存在だったのですね。

Cia7_pまた、ハチというのは嫌われる部分がありますが、「働き者」の代名詞でもあります。

その証拠とでも言えるのが、某旧制高校(現某駅弁大学)の校歌に、以下のようなフレーズがあります。"荒城の月"の作者である「土井晩翠」の作詞だったと思います。

2_p花より花に蜜を吸ふ 蜂のいそしみわが励み
不断の渇き      とめがたき
知識の泉       掬みとらん
湧きたつ血潮     青春の
                   力 山をも抜くべきを

2009年6月17日 (水)

ちょっと贅沢に

200906172226000 前の会社の同窓の後輩3人が転籍のお祝いにと、一席設けてくれました。

場所は、何と永田町の首相官邸のすぐそばの和食の店で、著名な映画監督とゆかりがあるのだとか。

200906172349000とりあえず大学の同窓というだけの関係ではありますが、連綿と続くものが感じられて、何かホッとするものがあります。三人とも、アラフォーのど真ん中で、それぞれのセクションで大活躍していて、頼もしい限りです。さりとて、仕事オンリーではなく、"適当に"生きて行って欲しいものです。

200906172350000それにしても、さすが高級店。"2週間分の食費を一晩で"ということで。

でもそれでいいじゃないですか。お金じゃ買えない至福の時間を過ごすことができたのですから。

落語と盲目ピアニスト

Tsujii1_s 有名な国際ピアノコンテストで優勝した盲目のピアニストの話を、聞けば聞くほど感心してしまいます。

天賦の才とポジティブなスタンスと努力に周囲の環境が相俟っていて。中でも、ポジティブなスタンスというのは、落語国の人たちとの共通点があると思います。

41841rj4epl__sl500_aa240_ 桂文楽師匠が「心眼」のマクラで、生まれつき盲目な人と後天的に盲目になった人の杖のつきかたの違いに触れていますが、彼は前者ですね。

オチで梅喜さんが「寝ている時だけよぉ〜く見える」なんて言いますが、彼も感謝しているという両親の顔が見たい反面、イメージの中にしっかりと認識されているのだそうです。

談志師匠は、落語は「業の肯定」だと仰っていますが、私は「現実の受け容れ」だと思っています。「業」なんて難しい概念ではなく現実そのもの。「肯定」するだけではなく全てを受け容れていると思います。だから、自分も人をも恨んだりせず、所与の生をどう生きて行くかを、無意識に前向きに探って行きます。ポジティブなスタンスの源です。

ヒーローインタビュー

またまた独断と偏見の"おかしな日本語"シリーズです。

karaoke スポーツ選手へのヒーロー(優勝)インタビューの時、「皆さん(ファン)に感動を与えれるように」と言うアスリートが多くいます。basketball

ski「"ら抜き"言葉」だけでなく、私は随分不遜な言い方だ、いつも不愉快に思います。この一言で優勝などを称える気持ちが萎えてしまいます。sports

(*`ε´*)ノ 「感動する(しない)」は我々観客の自由(主観)で、選手が意識したり、"与えていただく"ものではありません。

だから、「感動して(喜んで)いただけるように」と言うべきでしょう。golf

ヽ( )`ε´( )ノ あなた方アスリートの業績は立派ですが、決して一段上から人に何かを授けたり・施したりするような言動は好ましくないでしょう。tennisむしろ(応援)してもらおうと思うのなら、敬語を使った方がずっと賢く見えますが・・・。何事にも謙虚がよし。run

baseball 特にプロの選手には、"何とかの一つ覚え"のように「応援よろしくお願いしま~す」しか言えない人も含めて、是非正しい受け答えの勉強をさせるべきだと思います。soccer

そう思いませんか?

2009年6月16日 (火)

新二つ目

0227houraku02 いよいよ6月の下席から、落語協会に4人の二つ目が登場します。

三遊亭圓歌門下   歌五改メ 歌扇(かせん)

200905252323000_2 三遊亭歌る多門下  歌すみ改メ 粋歌(すいか)

柳亭市馬門下    市丸改メ 市江(いちえ)

柳家さん喬門下   小ぞう改メ 小太郎(こたろう)
 

前座時代から馴染みのある人・ない人もいますが、是非頑張って欲しいものです。

特に、市丸くんと小ぞうくんは、師匠の高座を聴くことが多いので、彼らの噺も聴いていますから、とても嬉しく思います。それに、小太郎という名前は、四代目の桂三木助師匠の前座名でもあり、三木助師匠の悲劇的なイメージも残っていて、感慨深い名前です。

株主総会の季節

200906152221000 6月は上場会社の株主総会の季節です。

100年に一度と言われた不況の中で、トヨタや日立などの超特大企業も大赤字で、企業側も間近になった株主総会対応に緊張感に包まれていることでしょう。

私は、生まれついての"博才なし"で、賭け事のみならず、金融投資にも全く興味・自信がありませんから他人事ではありますが、一時の底は脱したようではあるものの、日経平均株価10,000円前後の水準というのは、まだまだ悩ましいでしょう・・・。

最近、寄席落語会の頻度が落ちているので、話題が落語以外になることが多い傾向にあり、反省しています。

インターネット落語会

200906141915000 6月下席の「インターネット落語会」に、柳家三之助さんが、ナビゲーターとしてだけでなくアップロードされています。演題は「のめる」。

そういえば、日曜日の午後のNHKテレビ「笑いが一番」で、上方の松福亭松喬師匠が「二人癖」という題名で演っていました。

インターネット落語会の映像では、末廣亭の前で、同じくナビゲーターの金原亭小駒さんと、真打昇進決定の話題でやりとりしていました。

異変?

moon2 今月も半分過ぎてしまいました。moon3

゚゚(´O`)°゚ ここ何年にない「異変」が起こっています。・・・今月は半月で寄席落語会に2度しか行っていない。ずっと最低月10回は行っていましたが、今月はクリアできないかもしれません。crying

(ノ_≦。) 熱が冷めたとか、厭になったという訳ではありません。なかなかタイミングが合わなくて。weep

scissors 今週末は、東京落語会の第600回記念の会ですから、はずさずにしないと。 (゚ー゚)

2009年6月15日 (月)

紅巣(クレス)亭

Ooiri まど音さんの音楽教室の「落語科・紅巣亭」に、三人目の入門希望者が来たそうです。

師匠のブログに駄洒落をコメントしたところ、「名前にしようか」と・・。ホントですか?
「紅巣亭わかさ」・・⇒ ⇒ ⇒ 「アガサ・クリスティ」。

確か、太神楽の勝丸さんが高座で使っている傘の名前がクリスティ・・、"和傘クリスティ"・・。

虎の穴

P076 "白いマットのジャングルに今日も嵐が吹き荒れる・・・"

昔、「タイガーマスク」という人気アニメがありました。"白いマットの・・"も好きでしたが、エンディングの"みなしごのバラード"が好きでした。

"温かい人の情けも 胸を打つ熱い涙も 知らないで育った僕は みなしごさ・・・"っていう・・。

実際のプロレスで、「タイガーマスク」を名乗っていた有名な一流のレスラーが、試合中のバックドロップで頭部を強打して死亡したんだとか。痛ましい・・。

バックドロップという技、素人が見て、それはそれは危険な技だと思います。力道山の「岩石落とし」っていうのは、今で言えばバックドロップですよね。

Smilej 年齢的に、力道山はほとんど記憶にありませんが、「岩石落とし」なんて、ほんのたまにしか出さなかった気がします。ほとんど「空手チョップ」で勝負がついていたような。

最近のプロレスは、あの頃の一発必殺の技を受けても、フォールやギブアップもせずに試合が続けられていますが、「大丈夫かな」と常々思っていました。

ジャイアント馬場の16文キックや脳天唐竹割り(チョップ)が必殺だったんだから、バックドロップなんて、一発で勝負がつく(つけてもよい)はずだと思いますよ。

小学生の頃、生活のきまりに「危険な遊びはしない。例えばプロレスごっこ」なんてのがありましたよ。

1週間早い"父の日"

200906141640000 今年が特別という訳ではなく、今までもプレゼントしてもらいましたが、娘からの今年の"父の日"は、柔らかい緑色のシャツでした。present

ゴルフ好きなら早速フェアウェイでということでしょうが、私はゴルフをやりませんから、休日の落語徘徊の時に着て出かけることにします。shoe

我が家では、1週間早い父の日でした。

落語協会の新企画

落語協会とコンビニの"サークルKサンクス"との提携企画が始まるそうです。

全国のサークルKとサンクスで、落語協会が監修した「二八ざる蕎麦」と「わさびと五目のおいなりさん」が期間限定で販売。
Soba Inari 「二八ざる蕎麦」(395円)が6月16日(火)~6月29日(月)、「わさびと五目のおいなりさん」(260円)が、6月18日(木)~7月1日(水)。
これに落語協会監修の3種類の「落語カード」付。(そばとお稲荷さんにちなんだ「時そば」「そば清」「王子の狐」の何れか一枚)
さらに、この落語カードのQRコードから専用ケータイサイトにアクセスすると、「前座の上がり」や「二上がりかっこ」(小三治の出囃子)の着メロ出囃子がダウンロード可能。
こちらも期間限定で、「前座の上がり」が6月16日(火)~6月24日(水)、「二上がりかっこ」が6月25日(木)~7月6日(月)。
なかなか面白い企画で・・・。でも、「二八蕎麦」なんてほとんど知らないでしょうから、落語とのコラボレーションだと分からなかったりして。

2009年6月14日 (日)

稽古日・・・

200902081617000 第2日曜日は、阿佐ヶ谷での落語っ子連「へ組」の稽古の日。

4月から2グループ「へ組」・「ん組」に分け、第2日曜日が阿佐ヶ谷の「へ組」、第4日曜日が門前仲町の「ん組」ということになっています。私は「ん組」の門前仲町組です。

と言っても、どちらにも参加自由ですから、基本的には私は両方に参加するつもりでいますが、今回は、実家に帰省しましたので、「へ組」の稽古には行けませんでした。

P1000151 ところが、「へ組」のメンバーで欠席者が多くなってしまい心配しましたが、何とかまど女さんと、まどるさんが見学者を連れて参加してくれたようで、ホッとしました。

今月の門前仲町の稽古では、「浜野矩随」を通して稽古していただこうと思います。

定期巡回

(;;;´Д`) 偉そうなことを言っている割に情けない話ですが、決して弱音ではないのですが、環境が変わって、ここのところ、何となく疲れ気味な気がします。sweat01

car この土日は、郷里に帰省して来ました。家内の実家に義父、私の実家に両親がいますので、両方を巡って、顔見せをということです。「定期巡回点検」と称しています。 (*゚ー゚*)

P1000405  自宅を出て、首都高速から中央高速を経由して家内の実家に行き、8年前に亡くなった義母のお墓参り、それから富士川沿いに南下して実家で一泊。帰りは東名高速経由で帰るという、高速道路循環です。

(゚ー゚) 今回は、いつもに加えて、今年就職した娘が、初めてのボーナスで買った"お祖父ちゃん・お祖母ちゃん"宛のプレゼントの持参係。何か言った訳でもないのに、一応考えてはいてくれたようで、親としては面目躍如と言うところで、嬉しいものです。当然、ジジ・ババは喜んでくれました。

(;;;´Д`)ゝ それにしても、昨日の中央高速の渋滞ぶりはひどく、やはり高速料金1000円効果なのでしょうか? 

立派な犯罪・・?

6d7d2d2ed988f2a3373ad9ca8b9a257f 本屋さんやコンビニなどで、「万引きは立派な犯罪です。警察に・・。」と書いた紙が貼ってあるのを見かけます。
言わんとすることはわかります。
「万引きなんて安易に考えているかもしれないが、れっきとした犯罪なんだぞ!」と言いたい・・。
せめて「立派に犯罪」と言った方が、まだ近いニュアンスでしょう。
「立派な犯罪」なんて言われたら、「それじゃぁ・・。」なんて勘違いする奴が出て来るのでは・・?

┐(´-`)┌ この言葉に違和感を感じる人は多いと思います。正しい日本語ではないと思います。

また、最近は「全然大丈夫。」なんて言う人がいますが、「全然(心配要りません。)大丈夫です。」なんでしょう。

"立派な"という形容詞の後は、肯定的な名詞が入らないと。逆に、"全然"の後は否定的なフレーズでないと。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~ 最近の言葉の乱れの典型とも言える、女性が「やばい」というのも。・・・例えば美味しいものを食べて、「やばいかもしれない・・」 。
「自分がコントロールできなくなる(尋常な状態でいられない)ほど美味しい!」という意味なのでしょう。

もっと不思議な表現が日常見られますが、この続きはまた後日申し上げることにいたします。

2009年6月13日 (土)

「水神」コラボ in NHK

P1000519 今年2月の東京落語会で圓窓師匠が演った、菊田一夫作の「水神」。

師匠は、とうとうピアノとのコラボレーションを完成させ、先日同じNHKで収録したそうです。

そして、この作品は、6月23日(火)午後6時から6時40分、BS-2「お好み寄席」という番組で放送されるそうです。

師匠渾身の作品ですから、見逃さないようにしなければ・・。

菊田一夫さん原作の落語のバックに、ピアノでクラシックが流れるというのですから。

なっている・・・

train 「当駅は終日禁煙となっております・・・。このフレーズは、JRの駅のホームのアナウンス等でよく聞くアナウンスですが、この日本語の使い方がおかしいと思います。nosmoking

smoking なぜなら、ホームを禁煙だと決めたのはJR自身で、以前からの慣習や法律(他から与えられたルール)ではないのですから、「当駅は終日禁煙とさせていただいております(しています)と言うのが正しいと思うのです。あるいはストレートに「当駅は終日禁煙ですと言うべきです。nosmoking

karaoke 日本人は、例えば、「・・・の方」と言う場合のように、表現や責任・主体を曖昧にしがちですから、「自分が禁煙と決めた」と言うより、「(なぜか・誰からか言われ・いつの頃からか)禁煙になっている(させられている)」というトーンの方が、"文句を言われない・波風が立たない"ということなのでしょう・・・?japanesetea

┐(´-`)┌ 私は、このアナウンスを聞く度に、なんて軟弱な奴らだと思ってしまいます。レストランやホールなどでも同じようなことを言っていますが、気になって気になって・・・。

気になりませんか?

実は、もうひとつ気になる表現があるのですが、これは次回申し上げることにいたします。最近、"勿体ぶる"という言葉を知りました。

お後がよろしいようで・・。

2009年6月12日 (金)

不慮の・・

bicycle 会社の人が、一昨日の夕方、自転車で帰宅途中に転倒し、運悪く後頭部を強打したらしく、内出血と頭蓋骨骨折(陥没?)で意識不明の重体になってしまいました。newmoon

hospital 昨日、病院に駆け付けたところ、ご本人は集中治療室に入っていて、医者から「最悪の事態もありうる」と言われたらしく、奥さんはオロオロするばかり・・。

flair 幸いにも、意識は回復していて、今朝になって容態も安定して来たということで、一般の病室に移ることができたと連絡があり、本当にほっとしました。good

phoneto  駅に着いたご主人が、「これから帰る」と電話して来たのに、いつまでたっても帰らないので、「おかしいな」と心配になった奥さんが、ご主人の携帯に電話したところ、まさに病院へ搬送中の救急車中で、救命隊員が電話に出て、事故を知ったのだそうです。danger

まだ余談は許しませんが、今朝の奥さんの電話での嬉しそうな声が印象的でした。このまま回復してくれるのを祈るばかりです。

マーガレットちゃん?

Margaret03 マーガレットというキク科の可愛い花があります。が、その話題ではありません。

0 マーガレット・チャン女史の世界保健機構(WHO)が、新型インフルエンザの感染に関して、"フェーズ6"の最高値まで引き上げ(引き下げ?)を発表しました。

熱しやすく冷めやすい日本人は、多くの人が、インフルエンザは収まったような感覚でいるかもしれませんが、パンデミック(世界的流行)状態なんです。
幸い毒性が強くないので、国内での感染者が増えていても、かなり冷静に対応出来ているようです。それにしても、想定内とは言え、あのマスク騒ぎには辟易でした。

(やや不謹慎)ですが、落語のブームは、フェーズ5・6あたりが続いて欲しいものです。

ただ、今の私の中では、落語徘徊は、フェーズ4ぐらいで、やや"陰り"があります。なかなか時間と体力が・・。言い訳していては、立派な?徘徊は出来ませんね。頑張らなくては。

紅巣亭(クレステイ)?

Main_200 師匠のブログに、まど音さんの音楽教室の「落語科」のことがコメントされていました。

落語科への応募者を面談したそうで、師匠も"本気"のようです。

早速、この教室での一門名を、音楽教室の名前をもじって「紅巣亭(くれすてい)」にしたとか・・・。

これで、我々落語っ子連の「三流亭」、先日の茨城県の噺っ子連「有難亭(ありがてい)」、NHK文化センターの「N文亭(えぬぶんてい)」、そして「紅巣亭(くれすてい)」と、師匠が指導される"天狗連"は、多流派になって来ました。

いよいよ負けていられませんね。

口内炎が酷くて、暫く稽古が出来ていませんが、そんなことを言ってはいられないかも・・・。

2009年6月11日 (木)

志の輔落語「牡丹灯籠」

200906082352000 立川志の輔さんの事務所「オフィスほたるいか」から、「志の輔落語」の案内。

「志の輔落語 in 下北沢 恒例 牡丹灯籠」。

本多劇場で8月18日から23日まで6公演。

200906061030000 チケットは6月21日から発売。どうせ"瞬間完売"でしょう。

志の輔さんは、噺家なのかなぁ。

CDやDVDで聴いていて、何とは言えませんが、「えっ?これ落語?」って思う瞬間があります。

企画の上手さが、"人工的な落語"になってしまい、かえって落語の良さがなくなっているように思えるのかなぁ。

チケット入手が困難なのが一番の理由だけど、最近何となく遠ざかっているのは・・・、また聴きたいと焦がれる部分がないのは、その巧みで行き届いた企画のせいなのかなぁ。それとも声?・・・・よく分からないなぁ。

志ん朝の走馬灯

200906071713001 CBSソニーのプロデューサーというか、演芸評論家というか、京須偕充(きょうすともみつ)さん著「志ん朝の走馬灯」が、ちくま文庫から刊行されています。

伝説の「志ん朝七夜」の録音など、今は亡き矢来町の(古今亭志ん朝)師匠との接点も多かった著者の回顧です。

これは、今まで刊行されている、京須さんの様々な著作の中から、志ん朝師匠に関する部分を集めて編集したものだそうです。

大変失礼な言い方ですが、ある意味で、命令されてやった仕事を通じて、稀代の芸人と濃密な接点が持てて、その後もお付き合いができるなんて・・・、羨ましいというか、ずるいと思ったりしますよ。

P1000124 志ん朝師匠が亡くなって7年。矢来町と目白(柳家小さん師匠)の師匠が亡くなって、落語界の将来を危惧する向きもありました。勿論、巨星の抜けた穴は大きかったと思いますが、今の落語ブームは、ポスト志ん朝・ポスト小さんを乗り越えた証左だと思います。

とはいえ、名人の功績に一点の曇りもあるはずがなく、夭折を惜しみ、偲ぶ気持ちは全く変わりません。

私は幸いにも、今仕事の繋がりではなく、別のご縁で圓窓師匠と接することのできる幸運に浴していますが、もっともっと早く、若いうちからお付き合いが出来ていたらなぁと、さらに我儘な"ないものねだり"をしていますよ。

読後の感想は、後日申し上げることにします。

2009年6月10日 (水)

梅雨入り

watch6月10日は「時の記念日」。sandclock

rain関東では、今年は同日に「梅雨入り」したようです。sprinkle
mistいつもよりやや遅い梅雨入りだとか。cloud

gawkこれから1ヶ月余り、鬱陶しい天気が続くと思うと・・。bearing

盲目のチャンピオン

「国際的に活躍できる器の大きいピアニストになりたい。」・・。
海外のピアノコンクールで見事優勝した二十歳の盲目のピアニスト。

同い年の「お母さぁん、15日は何曜日?」の学生とのコントラストが面白い。でも、"お母さぁん"の方が、世の中のマジョリティでしょう。

安っぽい表現しか出来ませんが、物凄いハンディを克服した本人と家族には、ただただ頭が下がります。

彼には、"天"がピアノという武器を与えてくれたのですね。

"怠らで 行かば千里の 果ても見ん 牛の歩みの よし遅くとも"
"名人は 上手の坂を ひと登り"・・・。

コンクールでは、彼はまるでカモシカのように、上手の坂をひと登りで駆け抜けて、見事に名人になりました。牛の歩みのような地道な練習の蓄積が、一気に爆発して花開いたということですね。

「ハンディがあるピアニストとして見るのではなく、私の音楽(演奏)を聴いて評価してください。」という言葉も素晴らしい。

マスコミには、徒に騒ぐのではなく、静かに見守ってあげて欲しいし、彼を心から応援したいものです。

落語研究会「三遊亭圓生」

200906071741000 TBSの落語研究会の映像から、DVD「六代目三遊亭圓生全集・上巻」の発売が、正式にリリース(予約開始)されました。

「古今亭志ん朝」の上下巻と「八代目桂文楽」も大切な宝物ですが、柏木の師匠こそ本命だと思っていましたので、発売開始が楽しみです。

P1000060 何と言っても、わが人生(大袈裟?)において、この師匠の前座を務めたことと、人間国宝の五代目柳家小さん師匠に落語の批評をしていただいたことが、数少ない自慢なのです。

そんなことではなく、何よりも三遊亭の本流の噺を聴きたいんですよ。9月2日発売。 DVD12枚組、金47,880円也。

2009年6月 9日 (火)

お母さぁ〜ん!

200905311441000 (ちょいと仕事の話を・・・。)人事を担当しているので、採用も大切な仕事です。

おかげさまで、100年に一度の不況と言われながらも、我が社は新しい力を必要としている会社で、先週は簡単な筆記試験と面接を行い、「内定」を出しました。motorsports

shadowその中の一人の専門学校生。内定後の必要な手続のために来社を依頼しようと、「都合が悪かったら連絡を」という言葉を添えてメールを送りました。

telephone・・すると、本人からではなく、学科の担任の先生から「生憎、当日は試験なので、日程を変更させてください。」という電話。building

私  内心「おいおい、自分で電話して来いよ。」と思いながらも、再度携帯へ日程変更の電話をすると、本人が出ました。自宅にいたようです。house

私  「6月15日の10時は都合はどうかな?」。phoneto

彼  「・・ちょっと待ってください。」と言いながら、「お母さぁん、15日って何曜日?」・・・という声が、受話器を伝って耳に入って来ました。chick

私  またまた内心「おいおい、"お母さん"はないだろう・・・。就職するのはお前だろう?。・・大丈夫かよ・・・。」 o(;△;)o

まぁ、考えてみると、我が愚息と同い年・・・・。こんなものなのかなぁ・・・・・。 いや、そんなことないよなぁ・・。これでいいのかなぁ・・・。 いや、・・・いいわけないよ。なぁ、ぁぁぁ・・。 (ノд・。)

notes貴方は男でしょ、強く生きなきゃダメなのぉ・・note

「にっかん飛切落語会」蔵出し

Anoc7048 かつて、霞が関のイイノホールで開催されていた「にっかん飛切落語会」の録音がCD化されたようで、今日の日経新聞にも広告が載っていました。

昭和・平成と活躍した(している)噺家さん10人が10枚のCDで・・・。金21,000円也。

Anoc7048_detail_1 宣伝文句をそのまま写してみると・・・、"六代目圓生の「死神」、五代目小さんの「粗忽長屋」、三代目志ん朝の初CD「へっつい幽霊」、八代目正蔵の「幸手堤」、五代目柳朝の「宿屋の仇討」をはじめとして、どれもが最高の演者の、脂の乗り切った時期の録音で、興奮のるつぼと化すこと限りなし。"・・・・と。

最後の頃は、何度か通いました。イイノホールというのは、とても聴き易い会場でした。

CDの内容は、圓生師匠や志ん朝師匠、先代の柳朝師匠などは興味もありますが、やはり必ずしも触手の動かない師匠も入っていて・・・。

トウモロコシ

Corn 田舎の伯父が、今年もトウモロコシを送ってくれました。
お礼の電話をかけると、「もう80になって、耳は遠くなるわ、あちこち痛くなるわ・・。」なんて言っていましたが、元気そうで何よりです。
今年のトウモロコシは、去年のものとは種類が違うそうで、いくらか小ぶりですが、早速茹でて、美味しく食べました。

梅雨入りして暫くすると、田舎の小川に蛍が舞い始める頃です。

この週末に帰って来ます。

ところで、山梨県の富士山の麓で野菜を作っている人のブログを見つけました。その中で、伯父の家(=私の郷里)の当たりのことに触れている部分がありました。

山梨でも暖かい地域ではトウモロコシの収穫間近だそうです。(中略)静岡県に流れ込んでいる一級河川の富士川が山梨県を縦断しています。その川沿いでトウモロコシを栽培しているところがあります。川と畑の間に一段高くなって道路がありますので、車で通ると、一帯がトウモロコシの緑の葉でおおわれた畑を見ることが出来ます。露地栽培なのですが、私が住んでいる地域に比べると暖かいためか、収穫時期がかなり早いです。

そのとおりです。

「落語科」受講申込み?

まど音さんの経営する音楽教室Cに新設された「落語科」に、早速希望者が来たそうです。

P1000310  すごいですねぇ・・・。まど音さん本人も、思いがけない?反応に驚いているそうです。圓窓師匠のご指南ですから、贅沢な講座(高座?)ですよ。

平日(水曜日か木曜日)の昼の開講だそうですから、サラリーマンは難しいですが、師匠は「NHK文化センター」でも落語の講座を持っていますから、似たような層の方々が受講されるのでしょうか・・・。

今度は、まど音さんに、「欠伸(あくび)科」の新設を提案してみようかなと・・・。

落語CD昭和の名人≪12≫

200906071849000_2 3代目と4代目の春風亭柳好師匠をまとめて特集したものです。

3代目は、明るい高座で人気もあったそうで、今でも音源もかなりありますが、弟子の4代目は、対象的に大変地味な師匠でした。

4代目はリアルタイムで聴いています。

正直なところ、4代目を初めて聴いた時は、「何て暗い・愛想のない・聴きづらい噺家さんだろう。」と思いました。でも、聴き込んでいくうちに、何ともいえない味が分かり、だんだん好きになって行ったのを覚えています。今回の配本で、ほとんど知らなかった師匠のことを知ることができました。なくてはならない存在の噺家さんでしたね。

師匠・弟子でも芸風が違います。弟子が師匠を真似なくても、名跡はしっかり継承されているのですから、三平さんも、先代(お父さん)のコピーにならないで欲しいです。

2009年6月 8日 (月)

「3部作」の揃い踏み

200906061303000 「仙都に笑いを」が2冊と「麻雀亭駄楽追悼文集」。   

落研のOBたちが寄ってたかって寄稿した「3部作」が揃いました。

200906061306001なかなか壮観ですね。

自分で褒めなきゃ、誰も褒めてくれませんからね。

      

200906082204000

記念誌「仙都に笑いを」

200906081947000_2 wink 待望の落研創部50周年記念誌「仙都に笑いを」が手元に届きました。ヽ(´▽`)/

駄馬師匠が言っていたとおり、黒地に金色の寄席文字(私が書きました・・というか塗りました)が映えています。 o(*^▽^*)o

A4判の180ページのボリュームもさることながら、「嗚呼、我が青春の日々」が一杯詰まっていますので、感激もひとしおです。happy01

各年度によって、不揃いなまとめ方が、いかにも落研らしくていいですね。wink

200906082137000 200706171343001このブログも、暫くこの本をネタに出来そうですから、「仙都に笑いを」というカテゴリーを独立させました。

特に、乱志の4年間を少しずつカミングアウトして行こうと思います。

暫くの間、お付き合いを願っておこうという訳でございますが・・・。

続きを読む "記念誌「仙都に笑いを」" »

落語と観客と演者

200906061815000昨日の江戸崎での「有難亭(ありがてい)一門会」で、メンバーの皆さんの一途な素晴らしい噺を聴いて、そして何ともいえない雰囲気の観客席に座っていて、いろいろ感じるところがありました。

幼少の頃から落語に触れていた人も、全く落語のことを知らない人でも、落語・噺の捉え方こそ違え、何かを受け入れているものだと思います。

一昨日の観客は、恐らくほとんどの人が、生の落語などはあまり聴いたことのない人たちだと思います。そして、この方々が求めているのは、落語の巧拙ではなく、自分たちの生活と全く別の世界とを比較して、双方の共通点に安心しながら、さらに未知の世界の擬似体験を期待している感じがするのです。

笑い方、笑いのタイミング、受ける場所、ストーリーや台詞や仕草などから演者に対して向ける独り言・・・・、冷静に聴いている東京での落語会などの反応とは全く異質のものなのです。

とはいえ、寄席などでも、東京見物の一環で来場する地方の方々もいるはずなのですが、かなり"よそいき"で抑えられている気がします。(そんな方々ですら、寄席の聴き方を知らないセコい客だと思うことも、正直言ってありますよ。)

200906062026000 ・・でも、ちょっと待てよ。あの方々こそが、もしかするとオリジナルな寄席の観客なのではないか・・・? 現実と空想の間を行きつ戻りつしながら、屈託なく笑う姿。圓窓師匠も、これに感じているのではないかと・・・。そんなことを考えてしまいました。

だから、落語を演るときも、あまり形やテクニックに走るのではなく、もっと大きく構えて、受け容れられやすく、それぞれの料簡にならないといけないのですね。

それが、この間の稽古で師匠から言われた「台詞の最後までその人(の料簡)でいること」なのですかね。それでないと、このオリジナルな観客の琴線に触れることができないのかもしれません。・・深い・・・。

「落語百選」≪18≫

200906071850000 今回の"噺家列伝"は、春風亭柳昇師匠。本当に何を言っているか分からないところがある師匠でした。

ただいま人気者昇太さんの師匠ですが、「この師匠にこの弟子あり」ということを実感しますね。

今回の落語DVDは、以下の人気者噺家さん二人のものです。

◇ 道灌      柳家喬太郎

◇ 味噌蔵     瀧川鯉昇

Doukan01 「道灌」という噺は、柳家の噺家さんは必ず最初に稽古させられるネタだそうです。喬太郎さんもそうだったと思います。とてもよく出来た噺です。初めて聴いた時は笑いました。「味噌一樽と鍋と釜敷き」なんて・・・、どう考えても、こんな機知に富んだ登場人物が、「蓑一つだになきぞ悲しき」と言えないなんてぇことはないはずなのに・・・。この違和感が落語の醍醐味ですよ。

「角が(歌道に)暗いから提灯借りに来た。」楽しいオチだと思います。

そうそう、私はこの噺を知っていたおかげで、仕事で取引先のトップから感心・Doukan31 尊敬されたことがあります。埼玉の所沢に勤務していた頃、同県内の越生(おごせ)という場所が、この山吹伝説の場所だという説があるという話題となり、何げなく、「七重八重・・・なきぞ悲しき」と、澱みなく空んじたところ・・、私を見る目が変わりました。落語はためになるものですよ。

「味噌蔵」は、いつか落語っ子連の発表会にかけてみたい噺ですから、じっくり聴いておこうと思います。鯉昇さんのネタ(音)では難しいかなぁ・・・・。

2009年6月 7日 (日)

落語ファン倶楽部・Vol.7

200906071713000落語ファン倶楽部」のシリーズも7巻目になりました。

そして、待ちに待った「六代目三遊亭圓生」師匠の特集。名づけて「これぞ落語のテキスト 六代目三遊亭圓生 てへっ!」。

早速購入しました。これからじっくり読もうと思いますが、柏木の師匠(三遊亭圓生師匠)は、もっともっと評価されても良いと思っていますから、今後の露出が楽しみです。

有難亭(ありがてい)

「有難亭」・・。
200906061815001_2_2師匠の名付けた「ありがた米」に因んで、"ありがてい"と読むそうです。
国語の先生の亀笑(きしょう)さんがマクラで"有り難し"の意味だと説明してくれました。
込められた気持ちがよく解る良い亭号です。

ただ天の邪鬼な私は、"ありがてい"なのか"ありがたてい"かが分かりにくく、「難」は1文字ではあまり良い意味に使われませんから、別の意味にも引っ掛けて、「有雅亭」とか「有我亭」なんていう字を当てたら・・、なんて勝手に思いました。
尤も、これでは"ゆうがてい"と読まれてしまうかもしれませんが。

wink落研には、偶然にも同じ読み方で、「有賀亭」という亭号があります。scissors
大変お世話になっている先輩で「有賀亭〆太(ありがてい・しめた)」師匠がいます。とてもいい楽しい名前ですよね。

一方、我が「三流亭」は、分を踏まえて?そのままストレートで、これしかない!と主張しているのが素晴らしいsign03(って、誰も言ってくれないから、自分で言うしかありません。)

「五月幟」~考

200906062035000_2 五月幟。"さつきのぼり"とも"ごがつのぼり"とも呼んでいるようです。

「えどさき笑遊館」は、廃業した旅館を改造して、地域のコミュニティ施設になっていて、玄関を入って正面の広間は、土地の人たちの憩いの場。

このスペースが、3月は雛人形、5月は武者人形と、お節句のグッズで飾り付けられるそうで、圓窓師匠は、それに因んで「五月幟」を選んだのでしょう。

Ctk0619a 熊さんは、周囲から"兄ぃ"と呼ばれる腕の良い職人ですが、酒好きなのが大の欠点。懐に銭・金があれば全部飲んでしまう。そんな熊さんだから、待ちに待った男の子が生まれても"初節句"のお祝いも出来ない。見るに見かねたおかみさんの伯父さんが、初節句のお祝いに人形でもと、熊さんに内緒でお金を置いて行きます。

それをこっそり聞いていた熊さん、「男の子の節句の祝いの品物は男が」という訳で、そのお金を持ってお祝い物を買いに出かけます。途中、町内の若い衆の喧嘩の手打ちに呼び込まれて酒を飲まされた挙げ句、酔っ払って兄貴風を吹かせて、お祝いの品を買うお金を散財してしまいます。夕方、どんな物を買って来たかと様子を見に来た伯父さんに、酔っ払った熊さんは洒落で誤魔化します。

Miyabi 私は、自分が酒に弱いこともあり、酔っ払いは大嫌いです。
だから、この手の噺も、伯父さんやおかみさんの料簡になってしまいますから、あまり愉快に聴けない自分が見えます。
でも、落語の世界は、こういう輩にも寛容で、「まぁ、いいじゃないの」となります。こんな仕打ちをする夫でも、夫婦であることが前提のおかみさんは、別れるなんていう発想はありません。与えられたシチュエーションを受け入れて、その中で健気に強かに生きて行きますから、悲劇ではない。もっと大局からみれば、節句のお祝いを買う予定の金は、その目的は達せられないものの、トラブルの解決という公共の利益(大袈裟?)のために使われている。それならむしろいいじゃないかと・・・・・・。
落語の世界は宇宙かもしれません。

だから、酒飲みの熊さんは否定しても、世の中のカラクリの中で、無意識に自分のミッションを果たしている熊さんは、悔しいけれども認めざるを得ない。伯父さんもおかみさんも可哀想だけれども、「いずれきっといいことがあるから、ここのところは・・。」って言ってあげるのかなぁ。

2009年6月 6日 (土)

有難亭一門会

200906061732000 茨城県稲敷郡江戸崎町・・・、今は稲敷市の「えどさき笑遊館」。

我々「落語っ子連」と同様に、圓窓師匠がご指導されている「噺っ子連」の発表会があり、まど音さん窓蕗さんと3人、まど音さんの愛車に同乗して訪ねました。名づけて「有難亭(ありがてい)一門会」。

200906061730000 首都高速・常磐高速・圏央道を抜け、少し迷いながらたどり着いた会場は、昔の宿屋さんを改造して、地域のコミュニティスペースとして利用されているところで、とてもレトロな雰囲気が漂います。

もともと江戸崎町から車で1時間程離れた坂東市のKさんが中心となって始められたようですが、Kさんが体調を崩されたため、いろいろなご縁を通じて、今日の発表会になったそうです。

「有難亭」も、師匠がKさんからいただいたおいしい米を「ありがた米」と名づけて、色々な人に配っているのに因んだものなのだとか。

200906061815001_2現在、「噺っ子連」のメンバーは3名。全員が大学の落研出身か現役という、私と似たキャリアの人たちのようなので、個人的にも大変楽しみでした。

会場には、93歳のおばあちゃんを筆頭に、地元の"20世紀の若者たち"が50人ぐらいが集まり、賑やかな・穏やかな雰囲気です。

(◇ 鼓が滝            有難亭亀笑)

         (◇ 代書屋          有難亭龍宮)

         (◇ 町内の若い衆    有難亭七福)

         ◆  五月幟           三遊亭圓窓

200906061845000 亀笑さんは中学校の国語の先生で、茨城大学落研出身とのこと。茨城大学の落研は、来年創立40周年になるそうです。

先生らしく、声にも噺にも慣れた感じが出ていて、安心して聴けました。まど音さんは、3月の発表会で自身も演っているので、大変参考になったようです。

200906061934000 龍宮さんは、筑波大学の現役の落研メンバー。先月、門前仲町の稽古場で「代書屋」を聴かせていただいていたのですが、格段の進歩が感じられました。お母さんとお姉さんが応援に来ていました。大変楽しいご一家のようです。

筑波大学の落研は、部員が約15名程度だとのこと。そんなものてしょう。東京教育大学の時代から通算すれば、創立50年近くになるはずです。

200906062004000 「噺っ子連」のトリは、専修大学の落研出身で、江戸文字梅八流の七福さん。いかにも在京私学の落研ご出身の雰囲気がします。声や雰囲気など、場慣れした感じがしますし、着物も派手な色でしたし。「町内の若い衆」もイメージにぴったりでした。

200906062035000 そして、トリの圓窓師匠の「五月幟」は、確か柳枝師匠の十八番のネタで、実に気持ちよさそうな高座でした。師匠が月に何度か通うのも、よく分かりました。

落語会がハネたのは午後9時過ぎ、近くの蕎麦屋さんで行われた打ち上げに、我々も末席を汚して参加させていただきました。

圓窓師匠を挟んで、奇しくも他の大学の落研の息吹きをも感じることができました。ますます「輪」が広がって行けば素晴らしいと思います。

家に着いたのは、今日が終わる頃でしたが、まど音さんの車に同乗させていただき、贅沢な落語鑑賞の旅ができました。

落研OB会の本

book 落研のOBが寄稿して作った本が、ただいま2冊あります。

200906061303000 まずは、「仙都に笑いを」。これは、"落研草創期"と題して、50年前に創部された当時のことを回顧したもので、平成17年に刊行しました。

200906061306001 次は、「初代麻雀亭駄楽師追悼文集」。これは、落研立ち上げの中心人物で、OB会のリーダーでもあったHOさん(初代麻雀亭駄楽)が急逝されてしまい、その人柄を偲び、業績を称える趣旨で、駄楽師匠を慕う落研OBでやっているMLのメンバー有志でまとめたもので、平成19年に刊行しました。私も出稿しています。

200906061302000 ・・そして、この度完成した「仙都に笑いを」の"落研創部50周年記念"。"草創期"が、創部から昭和41年までの様子をカバーしているので、今回は昭和56年までを回想したものです。私は昭和50年4月~54年3月まで在籍していましたから、まさに真っ只中になります。

⇐ とりあえず、出稿した原稿が手元にあり、完成本を待っているところです。

200906061306000 青春の1ページの唯一の記録になりそうです。

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6月6日は「稽古の日」

200902081617000 6月6日は「稽古の日」と言われています。

昔から、6歳の6月6日にお稽古ごとを始めると上手くなると言われているそうです。

5歳までは「親」がかりですが、6歳は、5本の指に1本の指(小指)を加えるということから、6歳になると子供が「独り立ち」をするという意味もあるようです。

同じ指でも、吝嗇の「6日知らず」とは違うのですね。

芸事・習い事などの「稽古はじめ」は、今も引き継がれていて、日本の伝統のようなものです。子どもの独立性を重んじていると言うことですが、今は、20歳になっても独り立ちできない人が多いので・・・・。

伝統芸能でも、「稽古の日」は代々受け継がれているようで、三味線、太鼓、笛、踊りや舞台なども6月6日が良いのだそうで。

@電子チケットぴあ

200906061030000 「チケットぴあ」で、「日の出寄席 立川志の輔独演会」の"プレリザーブ"にエントリーしました。最近、志の輔さんを聴いていないので、ちょっと覗けたらと思い。

ぴあは、2年ぐらい前にシステムを変更したのですが、以前に比べて物凄く使い勝手が悪くなりました。

以前は、ジャンルや地域などを入力すれば、例えば今後3ヶ月の間に開催される落語会を50音順・公演日順の一覧表で見ることが出来ました。今のシステムも、データを検索することはできますが、とにかく使いづらい。それから、"プレリザーブ"の件数が極端に少なくなりました。

我々サラリーマンは、一般的に、販売開始日午前10時に発売のチケットは、人気の高い公演であればあるほど、入手が困難です。だから、抽選にはなりますが、この先行販売がありがたいのです。

同様に、「イープラス」にも"プレオーダー"という仕組みがあります。今は、こちらの方が頻繁に"プレオーダー"させてもらえますが、あまり席が良くない気がします。

チケットの入手方法も、ファミリーマートの端末でクレジットカードで発券できる「ぴあ」が便利です。「イープラス」は、セブンイレブンで発券できますが、10桁以上の発券番号をレジで口頭で言う必要があるのと、チケットの紙質が悪く、券面の字も小さいので、敬遠しがちです。

50周年記念誌

book 駄馬師匠から、わが落研の創部50周年記念誌が完成したとのメール。ヽ(´▽`)/

Ph1073

(◎´∀`)ノ 本のボリュームも、「A4判・180ページ」にもなったそうで、間もなく手元に届きますので、とにかく楽しみです。happy01

bell快く出稿してくださった圓窓師匠にも、完成した記念誌を持参しようと思います。  (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

鈴本「さん喬・権太楼二夜」

200906060059000 特撰落語会のプログラムに、鈴本演芸場の特別番組「さん喬・権太楼二夜」のチラシが入っていました。

平日か・・・。行きたいなぁ。この休みに鈴本演芸場に行って、空席があれば行ってみますか。dash

春風亭一之輔さん

200906060101000 春風亭一之輔さんから案内状が届きました。

だんだん"プレゼン"が巧くなって来た感じがします。字も達筆になりつつありますし。

今回同封されていたチラシは、6月16日の独演会「いちのすけえん」と、8月6日にトリを務める「若手研精会」のものでした。

200906060059001 売れっ子の二つ目さんですから、いずれ満席になることでしょうが、私も行きたくなっています。

馬津郷寄席(まつどよせ)の菊地席亭は、一之輔さんは絶対にはずせないですね。

2009年6月 5日 (金)

新○会

sun昭和から平成を跨ぐ時期、もう20年も前。会社の本部の営業部隊の1ライン(東京営業本部第○部という)に所属していました。building

flairとにかく"破天荒なボス"の下、「会社の看板と日本の経済の明日を担っている」と勘違い?している、"高邁な"理想を持ったメンバーの集まりで、ボスのNIさんは、大企業を担当する我々を、「お前たちは、"海軍航空隊"ではなく"陸軍歩兵部隊"だ。」と言いながら、鼓舞?していました。punch

bottle他のラインと比べても、この"歩兵部隊"の存在感とパワーとチームワーク(って言うのかなぁ?)は出色で、往々にして縦方向になりがちな組織の中で、"縦横斜め"に入り乱れた奇妙な集団でした。周囲からも羨望の目を向けられていました。beer

wine・・・そういう訳で「新○会」。この時の、この稀代のボスのNIさんを囲む"歩兵"たちの会で、6月と12月の第1金曜日に集まっています。bar

Img_0630 実は、今回はボーッとしていて、「特撰落語会」とダブルブッキングしてしまいました。本当なら、サラリーマンなら、落語などを置いても馳せ参じるのでしょうが、そこは"歩兵"のこと、落語を聴いてから、10時頃に合流することにしました。

sun何故、①そんな貴重な会より落語を優先する(できる)のか? ②何故、落語がハネてからでも、自宅から逆方向でやっている会に行くのか・・・?。

①そういうことを許してくれる仲間なんです。「どうせあいつは」「あいつのことだから」なんです。

②仲間に会いたいんです。自分のサラリーマン生活の中で、一番楽しかったと言える頃の仲間ですから。それに、行かなけりゃぁ、こいつら(仲間たち)に何を言われるかわからない。現に昨夜だって・・・。

sun・・・ボスも還暦を過ぎ、30歳そこそこだったメンバーも"アラフィフ"になりましたが、一堂に会すると、雰囲気と上下関係は当時のまま。

typhoonその中で、最年少・唯一の"アラフォー"で、いつも割を食っているのは、幹事をやってくれている(やらされている)YHさん。いつまでたっても「○坊」です。今や、押しも押されぬ社内のリーダーなのに。(このブログを見てくれているようなので、"べんちゃら"も込めて)本当にありがたいものです。

sun次回は、12月4日です。

特撰落語会~深川三人大暴れ

200906060057000 恐らく、改装工事前に行く深川江戸資料館最後の公演かもしれません。

評論家の瀧口雅仁さんかプロデュースする「特撰落語会」。今夜の番組は、「文左衛門・喬太郎・扇辰~深川三人大暴れ~」と銘打った三人会です。

受付で、瀧口さんと会話を交わすチャンスがあり、瀧口さんから「聴いてみたい噺家さんはいますか?」と尋ねられたので、「多勢います。」と答えました。「詳しくはまたメールで・・・。」ということにしましたが、渋~ぅい噺家さんを集めた落語会なんていうのはどうかと思います。

200906052009000   ◆ 牛ほめ      柳家小んぶ

  ◆ 雑俳        橘家文左衛門

  ◆ 天狗裁き     入船亭扇辰

  ◆ 禁酒番屋          柳家喬太郎

  ◆ 粗忽の釘          橘家文左衛門

200906060058000 正直なところ、「大暴れ」という雰囲気の会ではありませんでしたが、落ち着いて聴くことは出来ました。でも、正直なところ、今一番脂の乗っている"旬"の噺家さんたちの会の割には、何かグッと来るものは感じられませんでした。

最近聴く度に意を強くするのは、喬太郎さんの高座です。・・・勿体ない噺家さんです。もっとどっしりした本格派になって欲しい。

200906051832000開演前に、文左衛門さんが、受付の脇に座って、落語のチケットを売っていました。

閉演後、急いで赤坂で開かれている、会社の仲間の会「新○会」に向かいました。ダブルフッキングをしてしまいました。

品位・品格・品性

annoyhotel先日の京都教育大学生の集団暴行事件で、実行犯(容疑者)が言語道断であることは当然ですが、情けないのは、それを取り巻く大人たちです。shock

(≧ヘ≦) まず、大学の学長。人としての(人の道の)ベクトルを完全に見失った(最初から持っていない?)対応には、各方面から糾弾されていますが、これも当然だと思います。こういう人がトップにいる(トップに選ばれる)世界・分野・業界そのもののレベルも「?マーク」ですね。そもそもの対応も、あの記者会見の態度も、全く支離滅裂でした。punch

w(゚o゚)w さらに輪をかけて驚かされたのは、実行犯(容疑者)の父親。あろうことか、無期限停学処分になった息子を、自分が権限を持っている学童保育の指導員を勧めて・自分で採用して、子供たちの指導をさせていたという・・・・。どうなっているんですかねぇ・・・。bomb

(*´v゚*)ゞ 謙虚さと恥の文化は、全てにおいて良しとはしませんが、昔から日本人が持っていた素晴らしい特性だと思います。品位・品格・品性のかけらもない、厚顔無恥で不遜な輩が、人を導いたり・教育を施したりすることができる(資格がある)のでしょうか?annoy

モンスター・ペアレントも、マッド・ティーチャーも、"目くそ・鼻くそ"。一方で、素晴らしい親も先生もいるのですから、こういう人たちと、親からも学校からもしっかりした教育が受けられない子供たちこそ、いい迷惑です。

P1000472 「帯久」や「唐茄子屋政談」の長屋の大家みたいな"人の道"を外れた輩は、許し難いものです。

"欲深き人の心と降る雪は 積もるにつれて道を失う"

2009年6月 4日 (木)

励ましの返事

200906042053000_2 (*^-^) 今日も、転職の挨拶状を読んで返事をくださった方がいます。mail

leo 一人は、元上司のMMさん。当時は、社内でも有名な厳しい拠点長で、若かりし私は、オフィスの机の前に立たされて、長時間に亘って小言・訓示・指導・叱責・プレッシャー・いじめ・・・?を頂戴したものです。

punch今なら"パワーハラスメント"なんて言われるかもしれません。その苦痛は、今となれば思い出ですが、20年以上経っても、可愛い?部下なのでしょうか。

dog今は一線を退かれていますが、お元気な様子で何よりです。bomb

capricornusもう一人は、全く逆で、私が拠点長の時の部下だったTHさん。

virgo中途入社だったこともあり、随分悩んでいたようで、結局転職してしまったのですが、今でも折に触れて手紙をくれる人です。

book彼が退職をする時に、小さな絵本を贈ったのですが、今も仕事が大変な時には、それに目を通しているようです。

confidentやや口幅ったいですが、いくらかでも、彼にとって思い出に残る上司であったのなら、私にとってもとても嬉しいことです。scissors

┐(´-`)┌ 長い間ボーッと仕事をしていたような私ですが、袖振り合うことのできた人たちの中に、存在を認めてくれていたり、忘れずに思っていてくれる人がいるんですね。大切にしなくては。 (;ω;)

三遊亭鳳楽独演会の案内葉書

200906042051000 今月の「三遊亭鳳楽独演会」の案内です。

ここのところご無沙汰していますから、何とか行きたいと思います。

「肝つぶし」と「百川」がネタ出しされています。

富士山静岡空港?

airplaneAf_b今日、静岡空港が開港したそうです。airplane

完成間近になって、滑走路の延長線上に立木があるのがわかり、知事が辞任することを条件に地権者と合意して、3ヶ月遅れての開港だそうで。

これだけではなく、何故静岡県内に空港が必要なの?という素朴な疑問も含め、とても奇妙奇手烈?な施設だと思う人も多いはずです。
採算面も、就航予定の全便が満席でも、年間4億円の赤字になるんだとか。

静岡県は、bullettrain新幹線・car高速道路が走り、ship大きな港も複数ある恵まれた所。
そのインフラを使えば、東京・名古屋には1時間あまり、大阪にも2時間足らずでアクセスできるのに。
sandclock近さゆえに、首都圏・中京圏・関西圏の空港とは結ばれない空港って、果たして誰が頻繁に利用するのでしょう???

それから、何故こんなことで、知事が進退を賭けなければいけないのでしょう・・?。

fujiそんな空港が、「富士山静岡空港」っていう愛称だって??
そりゃぁ富士山も同じ県内にはあるものの、あのあたりに富士山なんてない・・。あったら空港なんて作れない?fuji

moneybag最近、地方に何ヵ所も空港が出来ていますが、大丈夫なのでしょうか。bomb

shock究極の"箱物"です。

楽屋入りの姿

P1000138 Img_guide01 都内の寄席は、○○会館・□□ホールなどとは異なり、出演者も同じ入口から入るようになっています。

従って、開演直前から開演中に、出入口近くにいると、芸人さんが(楽屋に)入る・出る姿を目撃することができます。

そして、芸人さんのほとんどが、寄席から通りに出た瞬間、街の景色に溶け込んでしまい、分からなくなってしまいます。

Yakei Service_ph_01

先日(6月1日)も、鈴本演芸場の前をウロウロしていた午後6時半ちょっと前、鈴本から、津軽三味線の太田元九郎さんが出て来ました。普段の黒紋付きに袴という姿からは想像もつかない、普通の格好で、三味線もギターケースのようなものに入れていました。

一方、柳家はん治さんが、色柄シャツ姿で、小さめのボストンバッグを片手に入って行きました。テケツに片手を挙げて入りましたが、一般の観客のようでした。

そういえば、以前にも夫婦漫才の遊平・かほりのご両人も見かけたことがありますが、誰も気がついていませんでした。

そんなものなのでしょうね・・・。

50周年記念誌

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P1000083P1000082P1000084P1000085_2 

わが落研創部50周年記念誌が、いよいよ刷り上って来るようで。house

pencil 私もいくらか関わっているプロジェクトですし、圓窓師匠にも出稿していただいたし、出来上がり具合が気にもなり、とても楽しみでもあります。 o(*^▽^*)o

book 取りまとめなどの労をおとりくださっている駄馬師匠によれば、校正が終わって印刷に係る段階だとか。 (◎´∀`)ノ

pen 何でも、表紙は、黒地に金色の寄席文字で表題「仙都に笑いを」入れてあるそうです。来週には手元に届くかもしれません。present

                

 

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2009年6月 3日 (水)

ハローワーク

building新しい職場では、人事と企画を担当することになりましたが、知識も経験もなく、これがなかなか・・。wobbly

doorお恥ずかしい話ですが、先日、初めてハローワークの中に入りました。落語では、「口入屋」さんですね。
ear幸か不幸か、社会に出てからずっと同じ会社にいましたので、行ったことがありませんでしたから。
scissors先日はちょっと覗いてみただけですが、これからは、公私ともに接点が増えるかもしれません。

penguinそれにしても、自分は随分世間知らずなんだなぁ、と痛感します。

banana幾つになっても勉強・勉強ですね。flair

旧友からの便り

220pxtohoku_university28katahira_no 私の転職の挨拶状に、大学同窓の友人のTIさんが返事をくれました。pencil

同じ学部・クラスで、同じ業種のライバル会社に就職しました。彼は野球部で、私は落研。就職難だったにも拘わらず、二人とも奇跡的に複数社から内定をもらい、周囲にちょっと羨ましがられたのですが、内定の後、ともに卒業に苦労したという逸話の持ち主です。baseball

240pxkatahira_head_office 既に4年前に別の世界に飛び込んでいるのですが、元気で頑張っているようです。scissors

同業種だったから、今の私の立場も理解してくれているようで、ほとんど会う機会もないのですが、やはり友だちは良いものです。

負けずに頑張らないと。 ;:゙;`(゚∀゚)`;:゙

竜楽さん、行けるかも・・

(*^-^) 6月12日(金)の「三遊亭竜楽独演会」に行くことができるかもしれません。snail

memo予定していた会が、日程変更になりましたから。・・・疲れていなかったら。 (*゚▽゚)ノ

江戸文化歴史検定

200907022022000 江戸ブーム・蘊蓄ブーム・検定ブームの申し子のようなのが、「江戸文化歴史検定」別名「江戸検」のDM。

今年で第4回目になるんだそうです。

現代人は、○○スタンダード(規格)だとか、格付だとか・・・、何でも一つの尺度に入れたり測ったりするのが好きですね。

人それぞれでいいと思うのですが。

落語でも、ちょっと有名な人とか、テレビや雑誌などが言った噺家さんこそが名人だ、などという風潮がある気がします。しかも、その噺家さんが本当に上手いのならまだしも、ちょっと奇をてらったところがあるだけの人だったり、尊大・不遜で人として問題があったりするような人だったりしていると、もう最悪ですね。

要するに、自分で芸の善し悪しや巧拙を判断することができないから、マスコミの情報やランキングや格付を妄信するのでしょう。

「検定」も、そんなに重箱の角をつつくような知識を知る必要がありますかねぇ。

落語協会も「落語検定」なんていうのをやっていましたが、"八っつぁん"のおかみさんが"おみつさん"でも"おたけさん"でも、どうでもいいじゃぁないですか。その大らかさこそが、落語なのではと思いますよ。"熊さん"の娘の"お久"が身を売るのが、"佐野槌"だろうが"角海老"だろうが・・・・、どの店でもいいじゃぁないですか。

2009年6月 2日 (火)

横浜開港150年

I_bb_v8k 東海道神奈川宿から南方を見ると、横に突き出た浜がありました。

1859年6月1日、外国から開港を迫られた幕府は、東海道の神奈川宿を開放するリスクを避けるため、この横に突き出た浜辺の寒村に港を築くことにしたのだそうです。「横」に突き出た「浜」・・・・それが「横濱村」だったそうです。

Picture1 横浜は、今日開港150周年の記念日を迎え、賑やかに様々なお祝いの行事が行われたそうです。

私も横浜に勤務したことがありますので、何となくウキウキ気分になっています。

I_bb_v8j この8月には、落語っ子連の横浜市民のまど女さん・まど深さんが中心になって、赤レンガ倉庫の会場で、圓窓師匠の落語会を計画しています。

私もお手伝いすることになっていますので、これがまた楽しみです。

キングもクイーンもジャックも、歴史的建造物も健在です。

Thumb_250_yk02_05_px250 Thumb_110_yk02_06_px110 Thumb_190_yk02_07_px190

消えた旅客機

airplane古今亭志ん生師匠は、「あんな金属の塊が空中に浮かぶはずがない」と、決して飛行機には乗らなかったそうです。

Af_bエールフランスの旅客機が飛行中に突然レーダーから消えてしまい、今だに消息が不明なのだそうです。

落雷を受けて墜落した可能性を示唆する向きもあるようですが、落雷で墜落するようなら、本当に怖くて飛行機には乗れなくなってしまいますよ。

まさか、空中でテポドンにぶつかったなんてことはないでしょうね。

落語は一日にしてならず

040601 日経新聞最終ページの文化欄に、上方の桂春団治師匠の投稿が載っています。
「落語は一日にしてならず 上方の大看板背負い50年、観客と場の空気楽しむ」という標題です。 wink

名人の初代・実の父親の二代目という大名跡を、弱冠29歳で襲名。時は上方落語滅亡の崖っぷち。
様々な苦労とプレッシャーが語られています。
200906020724000_2 上方落語を朱鷺のような"絶滅危惧種"から見事に立ち直らせた四天王の功績は、計り知れないものがあります。
"野崎"の賑やかな出囃子に乗って高座に座り、飄々と語る姿は、江戸・上方に関係なく、絵を見ているようです。
四天王で残っている、米朝師匠とともに、いつまでもお元気でいて欲しいと思います。

「銀座山野亭落語会」の予約

"プチ大銀座落語祭"を謳う、「第2回銀座山野亭落語会」のチケットを申し込みました。

P1000015 -----------予約した内容-----------

★7月18日(土)

(第二部)1445開演 1645終演

  「扇遊・菊之丞二人会-良い男二人会-」

★7月20日(月・祝)

(第二部)1445開演 1645終演

  「雲助・白酒親子会-本格派の親子会-」

★7月20日(月・祝)

(第三部)1730開演 1930終演

  「一朝・柳朝・一之輔親子会-フィナーレは賑やかに-」

ここのところ、7月の中旬頃は、銀座の街をあちこち行ったり来たりしながら、落語を聴いていましたから、今年はフラフラ・あちこちはないものの、落語漬けになりますね。

竜楽さん・・・

200906011947000 今月も、三遊亭竜楽さんから丁寧な独演会の案内状。

・・・でも、一足遅く、6月12日(金)には、別の予定が入ってしまい、また今回も行くことができません。せめて先週末に届いていれば・・・。

金曜日というのは、落語会だけでなく、様々な会(飲酒・飲食)とも重なりがちですから、できれば別の日、例えば月曜日などであれば・・・。

その代わり、6月18日(木)の「やすらぎ寄席」は、鳳楽師匠と竜楽さんもご出演のはずですから、何とか都合をつけて行きたいと思います。

2009年6月 1日 (月)

盛者必滅・・・

Logo 米国政府が、5月31日夜(日本時間6月1日午前)、米ゼネラル・モーターズ(GM)が1日に、米連邦破産法11章(日本の民事再生法に相当)の適用を申請すると発表したそうです。

新しく分離されて設立されるGMは、実質国有化される見込みであることから、「GM」は「General Motors」ならぬ「Government Mortors」なんだとか・・・。ちょっと洒落にならない話です。

T16357a 驕れる者は久しからず、盛者必滅の理というのが、アメリカという国そのもののような大会社でも例外ではなかった。むしろ典型的なパターンだったということですね。(⇐絶版になりましたが、セビルという車は好きでした・・。)

T29790a 考えてみれば、かつて、あの自由の国であるはずのアメリカが、政府を巻き込んで自動車など日本からの輸入規制を強力に行いましたが、あの頃から天に向かって唾を吐いていたのでしょう。そしてとうとう、今になってそれが落ちて来たということですね・・・。

企業・会社というのも生き物で、日々変わって行く環境や体質をしっかり把握して、処方箋を書くことができる経営者、その謙虚さとバランス感覚が不可欠なのでしょう。

GMのトップに、「片棒」の旦那の「吝兵衛」のような料簡が少しでもあれば。ボードメンバー全員、労働組合全体が、「金太郎」と「銀次郎」ばかりだったのですよ。

会社の倹約の片棒を担がずに、会社を転落させる片棒を担いだ人たちばかりだったのですね。

川○康成・・・?

   「 川 ○ 康 成 」

10450 最近はやりのクイズのように、上の○の中に漢字を一字を入れるならば、ほとんどの人が「端」と入れると思います。誰でも知っている日本が誇るノーベル文学賞作家の名前ですから。
ところが、ここに別の漢字が入ると、昨日、京王井の頭線の永福町駅ホームで、ホームで電車を待っていた、全く無関係の女性の腕を引っぱって線路に飛び込み、女性に大怪我を負わせた、泥酔した大学生の名前になるのです。

bottle日本人は、酒の上での失敗や失態に対して物凄く甘いところがありますが、この事件は「酒の上の・・・」では、決して許されないでしょう。

ヽ( )`ε´( )ノ 酩酊していて判断できない状態、心神耗弱での行為は、刑法39条2項の規定「心神耗弱者」の行為は、その刑を減軽することになっていますが、今回の被害者のことを考えると、何かやりきれなくなります。
落語では、往々にして、法律に則らず、人の気持ち~"情"や"料簡"~で裁くことがあります。・・例えば、「鹿政談」や「五貫裁き」など。

┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ~ 裁判員制度も始まりましたが、人を裁くことは難しいことではありますが、罪刑法定主義ではありますが、どんな理由や事情があっても、何の罪もない人を、理由もなく危険に陥れる行為というのは、何の申し開きや情状も認められない、最も卑劣な罪だと思います。

w(゚o゚)w そういえば、関西の国立大学の学生が、集団で女性に乱暴をした事件があったにも拘わらず、大学側では「教育的な配慮・(見地?判断?)」とかで、警察にも届けていなかったということです。いずれも二十歳を超えた、しかも教育者を養成する大学の学生です。学生は何に甘えて、大学は何故甘やかしているのでしょう・・・・。何か「人の道」について勘違いしている気がします。

落語を聴きなさいsign03sign01

寄席の日②

200906011819000 寄席の日、午後6時半頃に鈴本演芸場の前を通りました。

「今日は寄席の日」という看板が目立ちましたが、テケツの前には「只今席がございます」という表示もありました。

木戸銭半額の1,400円でも、月曜日の夜席ということで、満員にはなっていなかったようです。

かくいう私も、入ろうか・どうしようかと、「笠碁」に出て来る旦那のような心境で、中を覗き込みながら、泣く泣く?通り過ぎて帰りました。

ヤン坊・マー坊

notes「僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊」notes・・・のヤン坊とマー坊が誕生して、6月1日で50年になるのだそうです。

geminiヤンマーディーゼルのキャラクターですが、1959年6月1日生まれの双子の男の子。そういえば、初めてテレビが家に来た時、「ヤン坊・マー坊 天気予報!」って、やっていたような気がします。eye

movie古くは、八っつぁん・熊さん、弥次さん・喜多さん 、ペコちゃん・ポコちゃん・・そしてヤン坊・マー坊も、年をとったものです・・。happy02

寄席の日

200905201636000 今日から水無月(6月)。そして今日は「寄席の日」。

江戸での寄席の発祥が、初代の三笑亭可楽が、1789(寛政19)年6月に、下谷神社の境内で「風流浮世おとし噺」の看板を掲げた興行が始まりとされることからなのだそうです。

「三笑亭可楽」は、「山椒は小粒でヒリリと辛い」という言葉から来ているのだそうですが、我が落研には、もっとストレートな「山椒亭から志」という名前がありました。

Img_0008 2学年上の文学部の先輩で、「青菜」とか「長屋の花見」とかがお得意で、確か高校の国語の先生になったはずですから、「その名を九郎判官・・義経ぇ〜」なんて言っているのでしょうね。酒を飲むと面白く変身する先輩で、落研の部長でした。日暮里の先代の金原亭馬生師匠の家に伺って、師匠と"さしで"酒を飲んだというのが自慢の人です。その時に、師匠の娘さんで女優の"池波志乃"さんがいたとかいなかったとか、言っていましたが・・・。

落研の楽しみのひとつに、名前をつけることがあります。単なる地口やダジャレでつけたり、一時の流行りや、"○○家(や)△△"や"□□亭(てい)◇◇"の音だけの名前もありますが、やはりひとひねり・ふたひねりあった方がいいですね。

わが落研では、私の同期が、法学部なので、"法廷"と"六法"をかけて「宝亭六方」なんて言う名前もありました。プロに「月亭八方」師匠もいますから、何となくプロの噺家のような感じもして、なかなか良い名前だと思います。後は・・・、"東風吹かば匂い起こせよ梅の花・・・"という有名な短歌から「東風亭梅香」だとか、"春 高楼の花の宴・・"という名歌から、そのまま「春高楼花宴」なんていうのもありました。

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