弔事~三遊亭生之助師匠
三遊亭生之助師匠がご逝去されたそうです。圓窓師匠のブログで見て、落語協会HPで確認すると、訃報が載っていました。享年73歳。
2月の末廣亭での高座が最後ということですから、闘病されていたのでしょう。
派手な芸風ではありませんでしたが、とても上品でしなやかな高座をつとめていた気がします。
私が生之助師匠の最後の高座を聴かせていただいたのは、昨年9月27日の浅草演芸ホールでの「開帳の雪隠」でした。なかなか聴く機会のない珍しい噺を、淡々と語っていた姿を思い出します。
この2・3年の間に、圓生師匠門下、圓窓師匠の兄弟弟子の師匠方が相次いでお亡くなりになってしまいました。圓好師匠・圓弥師匠と生之助師匠と・・・。
■ 生之助師匠の略歴 ■
昭和34年2月 6代目三遊亭圓生に入門 前座名は六生
昭和37年5月 二ッ目昇進 生之助と改名
昭和48年9月 真打昇進
平成21年2月21日 末廣亭が寄席最後の高座
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