師匠の新刊本
圓窓師匠の著書「日本人が忘れちゃいけないこの落語」(KKベストセラーズ・ベスト新書・900円)が5月9日頃に店頭にでると聞いていたので、稽古の帰りに新宿で途中下車をして紀伊國屋書店で探しましたが、残念ながら見つけられませんでした。
「週明けかな」と思いつつも、上野駅ビル"アトレ"内の明正堂書店を覗いたら・・。ありました!ありました
前から「流三さん、三方一両損のオチのことも書かせてもらったよ」と言われていたので、すぐに買いました。 まだ全部読み終えていませんが、前半に、「止め名になった三遊亭圓生」という部分がありますが、稽古の時などに直接お聞きした内容ですし、文中に「仕事先で・・」というくだりは、私も同席させていただいていた、某落語会後の懇親会の席でのことでしたから、ぐっと臨場感が強くなります。 本の内容は、師匠が普段から実践されていることや、稽古や落語会でのマクラやブログなどで仰っていることがストレートに表現されていて、物凄く太い柱に支えられた言葉ばかりで、面白く、納得しながら読み進んでいるところです。 ところで、師匠がかつて「笑点」にご出演だった頃、「幻の噺家」というキャッチフレーズをお使いではなかったかと・・・。別の噺家さんだったかなぁ、うろ覚えなのですが・・・。
またまたありました、ありました 「流三」が108ページに確かに登場しています。
何かくすぐったい感じがするものです。 この本には、幻の名演《替わり目》と称するミニCDが付いています。30~40年前の音源だそうで、日時・場所不詳なのだそうです。
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