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2009年4月12日 (日)

三方一両損のオチ

P1000006 師匠が近々に出版予定の本に、私の「三方一両損」のオチについてコメントしてくれた部分があるそうです。

「おおかぁ(多くは・大岡)喰わねぇ。たったいちぜん(一膳・越前)」という古来のオチを、地口の部分を生かしつつ、さらにこの噺の舞台(ストーリー)設定の必然性を考慮して変えてみたものですが、師匠が大変評価してくださいました。

去年演った「子ほめ」も、「どう見ても半分(ただみたい)だ」というのは、数え年(生まれて7日目は1歳)は、満年齢を使う現代では分からない、という師匠からのご指摘で変えてやってみました。

オチというものの位置づけや仕込みの大切さなど、改めて考えさせられます。

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