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2009年4月27日 (月)

落語CD「昭和の名人」

P1000435 "呑む・打つ・買う、で磨いた話芸"と紹介される「五代目古今亭志ん生」の配本。

 ◇ 黄金餅      古今亭志ん生

 ◇ 千早ふる    古今亭志ん生

 ◇ 二階ぞめき    古今亭志ん生

志ん生師匠の「黄金餅」の聴きどころは、何と言っても下谷山崎町(上野)から麻布絶江釜無村(南麻布)までの"道中付け"です。今の地図を思い出しながら聴くと、当時の江戸の街の大きさや距離感を知ることができる気がします。

ところで、落語は「千早ふる」という題名になっていますが、もとの在原業平の和歌は「千早ぶる」です。濁音にしてしまうと、落語のストーリーが組み立てられませんからね・・・。

・・・でも、千早太夫の妹分の"神代"さんが、千早ぶって(千早に倣って・真似て)大関竜田川の言うことを聞かないというストーリーもありかも・・・。

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