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正直なところ、色々なことがあって気持ちが慌ただしくなると、寄席や落語会に行く気持ちも萎えそうになることがあります。
特に、前売りのチケットでなく、予約しているだけの落語会や寄席は、当日になって諦めたこともあります。
今年も3ヶ月が経ちました。今月(弥生)の寄席・落語会を振り返ることにします。
今月は、落語っ子連発表会で圓窓師匠の噺を聴きましたのでカウントに入れると、13回覗きました。
今月も、三三さんを一番多く聴きました。特別に傾倒している訳ではありませんが、安心して聴くことができるからでしょう。
ホール落語好きの人は、寄席はつまらないと言うようですが、寄席の何とも言えない緊張感のない雰囲気に身を置く楽しさも捨て難く、もっと行かなくてはと思います。
◇ 6日 三三と菊志ん
◇ 7日 はちまん寄席 (権太楼・志らく)
◇ 8日 落語っ子連発表会 (圓窓)
◇ 9日 月例三三独演
◇ 13日 東京落語会 (圓蔵・平治・米助ほか)
◇ 16日 紀伊國屋寄席 (圓窓・正雀・楽太郎ほか)
◇ 17日 鈴本中席 正雀人情噺 (正雀・燕路ほか)
◇ 18日 らくだ亭 (権太楼・梅團治)
◇ 19日 いちのすけえん
◇ 21日 朝日名人会 (歌丸・花緑・志ん橋ほか)
◇ 23日 三人集① 市馬・談春・三三三人会
◇ 24日 三人集② 市馬・談春・三三三人会
◇ 28日 この人を聞きたい 三三・馬石二人会
上方落語の大御所「露の五郎兵衛」師匠がお亡くなりになったそうです。享年77歳。
学生時代、「露の五郎」だった頃にテープで聴いた「宗悦殺し」が印象に残っています。
東京から見た上方落語は、再興した"四天王"とその次代の噺家さんが目立ちますが、五郎兵衛師匠のような迫力のある、燻し銀のような噺家さんが、しっかり脇を固めていればこその隆盛だと思います。
心からご冥福をお祈りします。
毎回投票率が低いので有名な、とても不名誉な選挙です。
今回は、2期務めた現職の引退により、新人5人の戦いになっているので、前回よりはいくらか高くなるかもしれません。
候補者の中に、大学の同窓の人がいるようで、支持の依頼があったようですが、同窓だというのも初めて知ったし、突然お願いされてもねぇ・・・。支持云々はともかく、とりあえず第三者的にご健闘を祈りたいものです。
投票所は、市役所本庁舎の第一投票所です。お昼過ぎに投票に行った時は、ほどほど人が来ていました。
といっても、まだ投票率は10%を超えたあたりのようで・・・。春休み最後の日曜日で、天気も良いし、高速道路1000円も始まったし・・・?
⇒結局、森田健作さんが当選しました。
タレント出身の知事を否定する訳ではありませんが、東京都・大阪府などの轍を踏まないように祈るだけです。
横浜の「アクセス教育情報センター」というところが主催しているようで、古今亭菊六さんなど若手の「アクセス落語塾」と、真打の「この人を聞きたい」があり、通常は横浜(あざみ野校)で開催しているようです。
今回は真打二人の出演なので、大きな会場(水道橋の東洋高校・オリエントホール)になったとのこと。
どこかの寄席にチラシが置いてあって、それを見つけて予約したのでしょう。
東洋高校は、北京オリンピックで活躍した体操の内村航平選手の母校なのだそうです。
◆ 子ほめ 古今亭志ん坊
◆ 壺算 柳家三三
◆ 明烏 隅田川馬石
◆ 替わり目 隅田川馬石 ◆ 鰍沢 柳家三三
300人ぐらいのキャパの会場で、半分程度の観客でしたが、なかなか良いホールでした。
馬石さんがマクラで、一人間の悪い反応の女性客に戸惑っていました。
それにしても、こういう落語会にも、何人か、いつものお馴染みの顔を見ました。
発表会に来てくれたお礼も兼ねて、従妹の姉妹二人を誘って、池袋で食事。
気のおけない人たちとの語らいというのは、本当に楽しいものです。
そして、もっと落語ファンになってもらえるといいなと思います。
最低毎月1回は一緒に落語会に行っている、友人のIさんから、改めて発表会での私の落語の感想を訊きました。
とにかく20年以上のお付き合いで、私が落研だったことなど全て知ってはいますが、噺は一度も聴いてもらったことはなかったので、待ちに待った披露目だった訳です。
コメントは、概ねお褒めではありましたが、"敢えて"ということで言われたのは、「声の強弱」・「噺の抑揚とメリハリ」だそうです。
さすがに、毎月よい落語会で巧い噺家さんを聴いているだけに、耳が肥えていて、大変正鵠を得たコメントでした。
次の噺は、メリハリを意識して作り上げ、もっと褒めてもらえるように、と思います。
20世紀半ば過ぎ、東京でアジアで初めてのオリンピックが開催されました。
まだ小学生になったばかりの頃です。
女子バレーボールと男子マラソンと重量挙げ、レスリングや柔道などと並んで、昨日のWBCのように日本中が沸いたのが体操でした。
個人と団体で大活躍して、多くの金メダルを獲得したのが、日本のエースの遠藤幸雄さんでしたが、癌で72歳の生涯を閉じられたそうです。
子ども心に体操に憧れたのも、「遠藤幸雄」さんに影響されたからでした。
・・・・・・合掌。
師匠のブログで、先日の「紀伊國屋寄席」の時に、同じく出演していた林家正雀師匠と、例の「水神」についての話をした、とありました。
ちょうど正雀師匠も鈴本中席で「正雀人情噺」と銘打って、ネタ出ししてトリを取っている最中で、ネタ出しの中に「水神」もありましたから、きっと熱い語り合いがあったことでしょう。
どんな話をするのでしょうか・・。
今回の「ちきり伊勢屋」などは、三遊亭圓生師匠の十八番だったし、談春さん得意の「おしっくら」も、やはり圓生師匠のとダブります。
勿論悪いことではなく、良い芸の伝承で、まことに結構なことです。
最近は、"流派ならではの噺"というのも少なくなりましたが、今回の広義の柳家一門の噺家さんの「ちきり・・」でなく、三遊亭の誰かでも聴いてみたいです。
師匠にお願いしてみようかと・・。
「三人集」の2日目。
昨夜と同じプログラムということは、リレーの順番を変えての「ちきり伊勢屋」通しなのかなぁ。
昨日も通しで演ったから、続きということはないはずだし・・。
(ここまでが聴く前)
・・やはり順番を変えて来ました。三三→談春→市馬の順。
ということは、市馬さんは昨日と同じ部分ということ。
圓生師匠やさん喬師匠のちきり伊勢屋は、もう少しガラが良かった気がするのは、私だけでしょうか・・。
仲入り後は、昨夜と同様にオムニバスでの落語3題でした。
◆ ちきり伊勢屋 柳家三三・立川談春・柳亭市馬
◆ 三人旅 柳家三三
◆ 三人旅(おしっくら) 立川談春
◆ 宿屋の仇討ち 柳亭市馬
⇐仲入りの時のロビーの様子
落語には関係ありませんが、侍ジャパンがWBC連覇
「巨人・大鵬・卵焼き」世代には、野球でのVは嬉しいですね。
原監督と岩隈投手の株は急上昇でしょう。
星野さんと落合監督は真っ青?
藤原紀香の離婚も霞みましたね。
それにしても、かみさんが紀香なのに浮気をしたという陣内も天晴れなバカモノです。
他人の不幸を笑ってはいけません。
口内炎で苦しんでいます・・。
疲れがたまったり、2〜3日続けて酒を飲んだりすると、"てきめん"です。
今回は、下唇の右側と上唇裏の左側の2ヶ所同時に出来てしまい、喋るにも・食べるにも苦労です。
珍しく、心身ともに・公私ともに忙しかったからだと思います。
ワールド・ベースボール・クラシックが佳境に入って来ました。
明日がアメリカとの準決勝、なんとか頑張って欲しいものです。
最近は、オリンピック・ワールドカップ・世界選手権なども、あらゆる情報の公開が進み、神秘的な部分がなくなってしまい、かえって興趣が削がれてしまうことが多くなりました。
一流選手というのは、別の世界の人であって欲しい気がするのは、私だけでしょうか?
相撲界のゴタゴタなどは、正直なところ見たくありません。我々が見たいのは、土俵の上の真剣勝負ですから、下らない部分などは御免蒙りたいものです。 ・・・「御免蒙」って番付表にも書いてあります。 尤も、人は、出歯亀・野次馬という下種な面も持ち合わせていますから、有名人のスキャンダルや不幸なども見てみたいという・・・・。
ところで、最近のスポーツ選手がよく「感動を与えられるように頑張る」とコメントしますが、この不遜な言い方を聞くと、私は不愉快になります。
感動は、与えられるものでなく、自分が感じるものです。他人からとやかく言われたくない。貴方がたから感動を押し付けられたくない。 せめて「感動してもらえる(いただける)ように」というのが正しいと思うのです。取り巻きやマスコミが誰も言わないのでしょうか?
そもそも、最近は大衆も、安易に「感動」し過ぎると思います。小泉さんの「感動した!」発言あたりからでしょうか・・・・。
東京マラソンも3回目となり、何となくイベントとして認知されつつあります。石原都知事の唯一?の成功した施策だなどと言う向きもあるようで・・・。
会社の同僚や部下も何人か参加しているはずで、彼らも、それぞれの生き方の中で、このイベントを大きなマイルストーンにしていて、私の落語徘徊と比べるのは失礼かもしれませんが、一脈通ずるところがあります。
日本では、「○○マラソン」が数多く開催され、メジャーなものといえばエリートランナーが出場するものばかりですが、世界の中では珍しいのだそうです。海外のメジャーは市民ランナー中心のものなのだそうで、そういう点から、この東京マラソンは、日本で市民ランナー主体のイベントとして成功した稀有な例なんだとか。
色々ご意見もあるでしょうが、閉塞感のある中で、たまにはガス抜きやストレス解消も必要だと思いますから、こんな騒ぎもあって良いのでしょう。
朝日名人会の会場の「有楽町朝日ホール」は、有楽町マリオンの11階にあります。
有楽町マリオンの壁には、各映画館で上映予定の映画の特大のポスターが貼られています。
この中に必ず「朝日名人会」のポスターも貼ってあるので、何気なく見ると、4月でなく、もう5月の落語会のポスターになっていました。
出演者は、三三・たい平・権太楼・圓窓・・・?
おいおい、圓窓師匠が出演するではありませんか。
早速、携帯で"チケットぴあ"をチェックすると、「発売中・残りわずか」。
取り急ぎ「モバイル・ぴあ」でチケット2枚を確保しました。
最後列に近い席ですが、何とかゲット出来て良かったです。
いつもの友人か、落語っ子連の誰かを誘うことにします。
録画(録音)するはずなので、師匠は何を演るのでしょう。
◆ 道灌 古今亭志ん坊
◆ 紋三郎稲荷 鈴々舎わか馬
◆ 崇徳院 三遊亭遊雀
◆ 宗珉の滝 古今亭志ん橋
◆ 天狗裁き 柳家花緑
◆ 鰍沢 桂歌丸
志ん坊さんは、師匠ゆずりの一言一言大事に話す姿勢に好感が持てます。
わか馬さんは、こういう噺が合うかもしれません。
遊雀さんは、遊雀ワールドを作っています。好き嫌いはともかく、実力は認めざるを得ません。
志ん橋師匠には珍しいジャンルの噺でしたが、丁寧な噺運びはさすがです。 仲入り後の花緑さん。今日の出来は、オチを言ってお辞儀をした時の仕草に出ていました。個人的には、お祖父ちゃん(五代目小さん師匠)の話題を出し過ぎるのと、マクラで自分を「ボク」と言うのが気になって仕方ありません。
歌丸師匠の「鰍沢」は、今シーズン2度目で、ゆったり聴かせてもらいました。
終演は5時30分近く。
いつもながら熱演が続きます。
王子と言えば、何といっても、桜の名所の「飛鳥山」が浮かびますが、東京では今日がまさに"開花宣言"で、まだお花見というまでには咲いていません・・。
"落語徘徊"という観点から興味深いのは、(JR王子駅西口の)王子の狐の舞台になった「割烹扇屋」でしょう。
といっても、今はテナントビルになり、割烹店はありません。ただ、ビルの入口脇に小さなブース?があり、テイクアウト用に、件の卵焼きを売っているようです。
覗いたのが、ちょうど売り出す時刻の15分前だったのですが、既に3・4人並んでいました。
そういえば、まど深さんが来た時は、売り切れていたそうですから、きっと美味しくて人気があるのでしょう。
ブースの壁に、落語「王子の狐」との来歴を説明した紙が貼ってありました。
狐のお母さんは、ここで人間に騙されたのですねぇ。可哀想に・・。
王子(往時)を偲ぶものは、これぐらいでしょうか・・?
馬糞も落ちてはいませんし・・。
3連休の中日。
明日は天気が悪そうなので、午後の「朝日名人会」の前、散歩がてら「お礼参り」をすることにしました。
稽古の時に、発表会と自分の噺の成功をいのりましたから、文字どおりのお礼参り。
件の「草鞋守り」の絵馬に"前進〜乱志・流三"と書いて、大きな草鞋の鼻緒に結びつけて奉納しました。
本当は、草鞋というぐらいですから、おもに足腰の病気や怪我の平癒を祈るものですが、前向きに捉えて、私の周りの皆さんの、地道な前進を祈りました。不動明王もお聞きくださるでしょう。
落語っ子連のまど深さんが、「王子の狐」を演るについて、お稲荷さまにお詣りしたつもりが、「王子神社」に行ってしまったようで、取り急ぎ?勝手に代役としてお詣りしておこうという訳です。
王子駅西口を出て、王子神社の下を通る森下通り商店街を暫く歩くと、目的の王子稲荷神社前。鳥居の場所は幼稚園になっていて、平日は脇の道からしか入れない様子です。
なかなか雰囲気のあるお社で、まと深さんの分も、しっかりお祈りしましたから、お狐さまの祟りは大丈夫でしょう。
「お狐さま、落語っ子連の発表会は無事に終わりました。お守りいただいてありがとうございました。」
ところで、お稲荷さんに行く途中の老舗の鰻屋さんの隣に、「狸」という居酒屋がありましたが、狐のホームグラウンドでの、狸のささやかな抵抗なのでしょうか。
師匠のブログに、先日の「落語っ子連」の発表会のコメントが載っていました。
師匠のブログの一部を拝見すると・・・、
100人近い大入り。
連中の一席ずつ終わる度に高座に出て講評を付ける。
これがお客への講義にもなるかなぁ、とも期待している。
それにしても疲れる。
流三[三方一両損]、改良した落ちで口演してくれたのが嬉しい。 その落ちは後世に残るだろう。あたしもそれを演らせてもらうことにした。 あぁぁ、落語をやってよかった・・・。
何といっても、落語界の重鎮・大看板の師匠の目の前で噺を演り、それに直接コメントしてもらえる至福・・・・。
これからも、「聴く」・「演る」・「書く(考える)」の3つを落語徘徊の「柱」にして、バランスよく続けて行こうと思います。
http://ensou-rakugo.at.webry.info/200903/article_11.html ↑師匠のブログ
連日の内幸町ホール。
今日は、人気二つ目春風亭一之輔さんの独演会「いちのすけえん〜春の段」、
企画は、かの"ミックス寄席"。
松戸市内で一之輔さんの独演会を主宰している「馬津郷(まつど)寄席」の菊地さんも、当然最前列に座っています。
この会場は、キャパが188席だそうですから、池袋演芸場や日本橋亭の倍近くです。
二つ目の独演会で、これだけ動員出来るのは、やはり一之輔さんの実力なのでしょうか。
ゲストが紙切りの林家正楽師匠というのもねぇ、凄いですよ。
◆ 金明竹 春風亭朝呂久
◆ 雛鍔 春風亭一之輔
◆ 茶の湯 春風亭一之輔
◆ 愛宕山 春風亭一之輔
正楽師匠、OHPを使って楽しい演出。
一之輔さん、「愛宕山」はネタ下ろしとのこと。これから研ぎ澄まされて行くことでしょう。
今週は、月曜日から今日まで、平日4日連続の寄席・落語会めぐりでした。充実した1週間?でした。
先日、大ボケしながら撮った写真を貼り付けた履歴書、会社での今までの仕事の経歴の詳細をまとめたものを作りました。
就職活動(今は"就活"というそうです)なんて・・・、それこそ30年ぶり。
といっても、会社から紹介された訳ですから、この環境下、ある意味贅沢なのかもしれません。
今日は、転職候補として紹介された会社のトップとの面接(面談?)の日。
広義の関連会社の位置づけの会社で、社長以下の役員の何人かは知っている(現会社のOB)ので、緊張するといっても・・・・。
色々な質問や説明を受けて、双方基本的に前向きな結論に達することができました。
・・・あれよあれよという間に、第2の人生が決まってしまった感じです。賽は投げられました・・・。この「縁」を大切して行こうと思います。
会社の同僚のW女史は、22年前に新拠点開設をした「戦友」の一人で、文字通り"同じ釜の飯を食った仲間"なのですが、偶然にも、久しぶりにゆっくり話をする機会がありました。
今もバリバリのビジネスウーマンなのですが、思い出話というよりは、近況とこれからの生き方の話題になりました。
次のステップも決まりつつあるようで、なによりだと思います。
とても嬉しかったのは、人生を謙虚に捉えつつ、相変わらず前向きで、それでいて肩に力が入っていないところ。
今を受け入れて、自然体でいることって。落語の極意そのものではないですか。
とても楽しい時間になりました。
内幸町ホールで「らくだ亭」。
最近、内幸町ホールに行く頻度が多くなりました。
確か、明日の「いちのすけえん」もここだったはずです。
落語会にちょうど良いサイズなのが、人気の秘密なのでしょう。
今日のらくだ亭は、柳家権太楼師匠と上方の桂梅團治師匠との二人会。
◆ 転失気 春風亭正太郎
◆ 幽霊の辻 柳家権太楼
◆ 八五郎坊主 桂梅團治
◆ 竹の水仙 桂梅團治
◆ 佃祭 柳家権太楼
権太楼師匠の「幽霊の辻」という噺は初めてでした。
上方落語の「八五郎坊主」も初めてで、仲入り前は新鮮でした。
一転、トリの権太楼師匠は、最近3度目の「佃祭」。
それでも、今日も熱演で、また与太郎にも泣かされました。
こういう噺は、何か力を貰える気がするものです。
先日の落語っ子連の発表会は、ビデオカメラで録画していたのですが、カメラの調子が悪く、上手く撮れていないようです。
別に是非見たいというものでもありませんが、とても残念です。
せめて音だけでも聴くことが出来れば良いのですが・。
快晴で暖かく、春本番のような天気です。
テレビの天気予報で、今日は「4K」に注意が必要だとか。
4Kとは、"乾燥" "強風" "花粉" "黄砂" だそうです。
昨日は、野焼きで死者が出たそうで、何とも痛ましい事故があったようで、火や水は大きく(多く)なると恐いものです。
鈴本演芸場の中席。
中席の芝居は、正雀師匠がトリでネタ出しをしています。
昨夜は紀伊國屋寄席出演のため、雲助師匠が代ハネを務めた以外は、毎日演題が変わります。
今日は、平岩弓枝作「笠と赤い風車」で、是非とも生で聴きたい噺。
彦六の正蔵師匠が、この作品で、何か賞を取ったはずです。
舞台が"身延参り"に絡みますから、なおさら気になります。
◆ 代脈 林家彦丸
◆ 狸札 隅田川馬石
◆ 看板のピン 春風亭一朝
◆ 真田小僧 春風亭柳朝
◆ 樟脳玉 桂藤兵衛
◆ 幇間腹 柳亭燕路
◆ 笠と赤い風車 林家正雀
代演で、馬石さんと柳朝さんが聴けたのはラッキーでした。
正雀師匠は、淡々とストーリーを進めて行き、オチ(ではない?)も意外にあっさりした感じがしました。
"人の親の 心は闇にあらねども 子を思う道に 迷いぬるかな"
明日は、菊田一夫作「水神」です。圓窓師匠が先月の東京落語会で演った作品です。
週末に家族で田舎に帰省する際、初めて息子に車の運転をしてもらいました。
いつの間にか成長してくれていて、祖父母との触れ合いから、縦(血)の繋がりの尊さを感じてくれているようで、祖父母も親も至福を感じました。
多分にヨイショもあるかもしれませんが、「今度二人でメシを食おう」などと言われると、鬼の眼にも涙、親バカちゃんりん蕎麦屋の風鈴というやつです。
「親もしっかりしなくちゃぁ」と思います。
実は、今日の番組を見て、やや地味かなと感じていたのですが、予想は見事に外れました。
◆ もぐら泥 柳家さん弥
◆ 二番煎じ 金原亭馬生
◆ 西行 三遊亭楽太郎
◆ 七段目 林家正雀
◆ 帯久 三遊亭圓窓
馬生師匠の明るく丁寧な高座、楽太郎師匠の巧みな地噺、正雀師匠の十八番の芝居噺、マクラも実に面白く。
トリの圓窓師匠が、マクラで"三方一両損"のオチを話題にした時は、興奮してしまいました。考えてみれば「帯久」も"大岡裁き"でした。
それでも、先日の落語っ子連の発表会の時に、師匠がコメントしてくださった内容が織り込まれていて、嬉しかったです。"食券乱用(職権濫用)"の話など・・。
「帯久」は痛ましい内容ですが、師匠はカンナ屑に火がつく場面は、"過失"にしてあり、救われる思いでした。
観客席には、落語っ子連のまど音・まど深・窓蕗さんもいて、終演後楽屋を訪ねたようです。
「独立行政法人日本芸術文化振興会」に「あぜくら会」という組織があります。
名前が物凄いのですが、要は国立劇場・文楽劇場・能楽堂・演芸場などの公演観劇サークルです。
入会金2000円、年会費2000円ですから、入会しようと思い、電話で入会申込書を請求しました。
なかなか感じの良い女性が受けてくれました。
落研50周年記念イベントの資金の寄付、どれぐらいが良いのか分かりませんが、とりあえず、郵便局に言って、払込をして来ました。
大勢のOBの人たちから、ご厚志が集まればいいのですが・・。
たくさん持って来ても、ウサギ小屋には置くスペースもありませんから、ほんの一部だけにしました。
今回最大のヒット?は、保育社カラーブックスの1冊「寄席」です。このシリーズは、あらゆる分野の題材を文庫サイズで写真を多用したもので、「寄席」は昭和52年5月5月に刊行されています。当時の価格は430円。この間、神保町の「キントト文庫」という古書店に行ったら、3000円ぐらいでした。
値段もさることながら、この本のメインのモデルになっているのが、先代小さん師匠の弟弟子だった「蝶花楼馬楽」師匠なのです。寄席にはよく出ていましたが、非常に地味な噺家さんだった記憶があります。現小さん師匠が「三語楼」で真打昇進した時の口上のカラー写真があり、談志・小さん(先代)・三平(先代)・圓蔵(先代)の各師匠が三本締めをしています。
あとは、興津要先生や北村一夫さんの著書なども持ち帰りました。
馬場雅夫さんや加太こうじさんなどの著書は、今回は置いて来ました。
今回の帰省は、今まで封印されていた?学生時代の遺跡・遺物発掘の帰省になりました。
長女が就職、長男が成人、自身が勤続30年という、こじつけの節目ですから、これも「温故知新」ということでしょう。
東京落語会のロビーで、申し込んでいた4月から6ヶ月分のチケットを受け取りました。
6月の例会が第600回に当たるのですが、何か記念の資料など貰えるのではないか、と期待しています。
第500回の時は、500回の公演内容の表が配られたようです。
第597回目の東京落語会。
今日は、落語協会の噺家さんは二人だけでした。
◆ 寿限無 林家はな平
◆ 天神 三遊亭歌奴
◆ ふぐ鍋 三遊亭竜楽
◆ 片棒 三遊亭笑遊
◆ 虹ノムコウ 桂米助
◆ 長屋の花見 桂平治
◆ 品川心中 橘家圓蔵
開演10分前でも、席はガラガラ・・。噺家さんも力が入らないだろうなぁと思いつつ聴いていました。
竜楽さんは、"いかにも"という雰囲気の「ふぐ鍋」。高座に上がってお辞儀をして顔を上げてから第一声を発するまで、3秒ぐらいの沈黙の時間を作ります。恐らく計算してのことだと思いますが、個人的には、この"間"は好きではありません。鯉昇師匠も同じような"間"を作りますが・・・。
笑遊さんの「片棒」も"らしさ"が出ていました。この噺、さん喬師匠や市馬さんのを聴いていると、「とても自分には出来ないネタだ」と思ってしまいますが、今夜は「俺にも出来るかもしれない」という気がして来ました。
正直なところ、今日最大のお目当ては平治さんでした。噺家は声と雰囲気が大切だとつくづく思います。
圓蔵師匠も相変わらずお元気です。仲入りまで、客席の最高列の席に座って聴いていたようです。普通の格好をして座っていたので、圓蔵師匠だと気がつきませんでした。
落語会の後は、降り出した冷たい雨の中、いつもの虎ノ門の「大串」という店で、落研の先輩の頓平師匠と一献。ここに行きたいがために、東京落語会を聴きに来ているようなものです。二人でほろ酔いになり、〆て3150円也。
マスクしたままお茶、メガネをかけて洗顔、便座の蓋の上に座る、左手に持ったペンを探す・・、よく粗忽なことをやってしまうのですが。
パスポートや免許申請用の写真を撮る機械を使った時のこと。
お金を入れ、機械の指示に従い、あとは写真が出て来るのを待つだけになって、何気なく前の鏡を見ると・・、両方の耳
からウォークマンのイヤホンコードが。
あまりイヤホンをしたままの写真を貼り付けているのを見たことがありませんから、泣く泣く撮り直し。
金700円也、トホホ・・。
これ、何かに使え・・る訳ないよなぁ・・。
その時にウォークマンで聴いていたのが、先代の小さん師匠の「粗忽長屋」だという・・、嘘のような本当の話。
とんだオチがついてしまいました。
落語っ子連の発表会の感想がメールで届きました。
とにかくわざわざ来てくれて、ありがたいことです。
お疲れ様でした。久方振りに素人の話を聞きました。
皆さんの緊張さがこちらにも伝わってきて、こちらも緊張して聞いていました。
今度は女房と一緒に寄席にでも行って見ようかと話してます。
そういう意味では、いい機会になったかなと思います。
今年の仙台での舞台期待してますから!
【福島から来てくれた落研同期のKさん】
久しぶりに素人落語を聞き,落研時代を思い出しました。
玄人と素人の違いが良く分かりました。20代はわかっているつもりでいましたが,今思うとさっぱりわかんなかったなと。 円窓師匠の解説が良かったです。落語も作品なんだとつくづく思いました。書も作品です。思わぬ共通点をみつけてしまいました。落語を書にできるといいですね。挑戦してみます。 「最初は師匠とそっくりにやります,しかし,やがて個性が出てくるのです。」との円窓師匠の解説に,「書」も全く同じだなと考えます。 いつになるかわかりませんが,私の個性も「書」に表れることと思います。楽しみに続けていきます。 流三師匠はずいぶん上達しましたね。一番安心して聞くことができました。50周年が楽しみです。
ご苦労様!良かったですよ!
あなたのことですから、あまり心配はしていませんでしたけど。益々今後が楽しみです。
【会社の同僚のFさん】
右から読んでも左から読んでも!三流亭流三さん:本日はとっても楽しい一日でした。
ありがとうございます。落語のライブを初めて体験させていただきましたが、これほど見所満載とは!
ことに食べ物関係は、魅力たっぷり。西行さんが鼓が滝で夢心地で食したお粥の味は?王子の扇屋の卵焼き、やっぱり一度味見しなくては!
でも圧巻は何と言っても、大岡越前の「蟹」でした。生きが良くて、なぜか江戸前で、粋で、もっちーもっちーして、とってもおいしくごちそうになりました。
【従妹のEさん】
お疲れ様でした。想像を越える出来映えでした。ドキドキせずに、安心して楽しめました。
次回の発表会も誘って下さいね[☆]
大学を卒業する娘の新しい旅立ちと時を同じくして、私自身にも「決断」の時が来ました。
そろそろ長年勤めた会社を去り、新たな道を探さなければなりません。そういう仕組になっているのです。同期入社の仲間たちは既にほとんどが新しい世界に飛び込んで行っています。
大学選びも就職も、あまり深く考えずに、その時々の「出会い」を大切にして決めましたが、30年経ってもずぼらな性格は相変わらず、「第二の人生」も、自然体で良い「縁」を待ちたいと思っていました。
一度だけの人生ですから、残った今までの社会人として過ごしたのと同じぐらいの時間は、肩の力を抜いて生きて行きたい。
だから、先日の落語会で権太楼師匠がマクラで言っていた「向上心のある自然体」を貫こうと思います。
ちょっと使いどころが違うかもしれませんが・・・・
欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつれて 道を失う
情は人のためならず めぐりめぐって 己が身のため
落語徘徊をしていて、勿論そのためにしていた訳ではありませんが、社会に出て、どれだけ落語に救われたか・・・。そして今回も、精神的な支柱に落語がありました。
・・そして、とうとう具体的な新しい「縁」がやって来ました。
正直なところ、色々な思いや欲もありますが、「これも天の感ずるところ、いいじゃないか。」
・・・決断します、・・・しました。
三三さんの月例の独演会で国立演芸場へ。
考えてみると、今年も三三さんを聴く機会が一番多いようで。
でも、「絶対に三三だ!」と思い込んでいる訳ではありません。
昨日は、三平襲名で国技館が大賑わいだったようですが、私は、いっ平さんが可哀想に思います。
良い意味での七光りもあるでしょうが、身の丈以上の十字架を背負わされているのが痛々しくて。
三三さんの話に戻します。今日の目玉は「三人旅」の通しでした。
◆ 三人旅 柳家三三
◆ らくだ 柳家三三
今日は、なかなか噺に入り込むことができず、「三人旅」は上の空で聴いている感じでした。・・疲れですか・・(勿論私の)。
マクラは、先日の「ねずみ」の時と同じで、伊豆のイチゴ狩りと"天城越え"の話題でした。
仲入り後、高座に座るとすぐに「おい、らくだいるかい?」・・。
真っ先に、「おいおい『らくだ』かよ。聴くのはしんどいなぁ。」・・。
それでも、無事にオチまでお付き合いできました。
それぞれ1時間近くの長講2席でしたが、体調万全で聴きたかった・・。
通路を挟んで隣のオジサンが、靴をパタパタさせるのが気になりました。
とうとう来ました発表会の日。
午後には雨が降るという天気予報です。
出演者が増えたので、12時開演ということで、準備する時間が少なく、慌ただしい朝でした。
心配していた高座も、テーブルを使い上手く出来てひと安心。
◆ たらちね 三流亭 まど絵
◆ 権兵衛狸 三流亭 まどる
◆ 王子の狐 三流亭 まど深
◆ 音楽小噺 三流亭 窓蕗
◆ 鼓が滝 三流亭 まど音
◆ 寿限無 三流亭 びす太
◆ ぞろぞろ 三流亭 まど舞
◆ 粗忽の釘 三流亭 円ドル
◆ 平林 三流亭 まど女
◇ 釜どろ 三遊亭 圓窓
全員が、稽古の時の120~150%の力を発揮して、とても楽しい発表会になりました。
また落語が好きになった一日でした。
もっともっと落語を覚えて、もっともっと上手くなりたいものです。
葛飾八幡宮境内にある市川市市民会館での「はちまん寄席」。
天気もまずまずだったので、八幡宮の参道も爽やかに歩くことができました。このあたり八幡(やはた)という地名ですから、この八幡宮の門前に開かれた街なのでしょう。
市川市内では、落語会が頻繁に開かれているようですから、隣の町なので行きたいのですが、足の便が良くなくて、なかなか行かれません。松戸の常磐線と市川の総武線をダイレクトに繋ぐ路線がないので・・・・。
首都圏の足は、放射線状(横)は便利ですが、環状(縦)に不便で す。
権太楼師匠と志らくさんに加えて、江戸家小猫さんの会なのですが、今秋「江戸家猫八」の襲名が決まっているので、新たな眼で見られるかなと思いました。
今年の落語協会の大イベントは、林家三平と江戸家猫八の襲名披露だそうですから。
◆ 初天神 柳家小んぶ
◆ 死神 立川志らく
◆ 佃祭 柳家権太楼
隣の席のおばさまもぐっすり眠る人で、半分近く意識不明だったのではないでしょうか。
「佃祭」は先日の「三田落語会」で聴いたばかり。「捨て耳」の話も含めて、全く同じでしたが、やはり与太郎の台詞で泣きました。
この噺は、住吉さんのお祭りや戸隠さまへ納める梨が出るので、季節外れのネタですが、権太楼師匠は、梨を入れないことで、季節をあまり限定しないようにしているような気がします。オチも「佃祭でございます。」にしています。
"情は人の為ならず 巡り巡っておのが身の為"
落研OB会と落語っ子連のML(ヤフーグループ)が、システムのメンテナンスのために、昨夜6時から今日深夜まで使えません。
落語っ子連では発表会を明日に控えて、このMLで連絡を取り合っているので、大変不便ですが、仕方がありません。
普段当たり前のように使えるものが突然使えなくなると、ありがたさ・便利さが痛感されます。
内幸町ホールで「柳家三三と古今亭菊志ん」。
いつもは、お江戸日本橋亭でやっているのですが、今回は広い会場です。
ここの座席は、正面の一般的な席のほか、両サイドに2席5列の席がやや高い位置にあり、とても見やすく、ゆったりしているので、気に入っています。
◆ たらちね 柳亭市也
◆ 岸柳島 古今亭菊志ん
◆ ねずみ 柳家三三
◆ 時そば 柳家三三
◆ 千早振る 古今亭菊志ん
「岸柳島」は、週末の疲れがドッと出て、寝てしまいました。菊志んさんごめんなさい。
「ねずみ」は、私の持ちネタでもあり、じっくり聴かせてもらいました。三三さんは随分あっさりと演っていました。
「時そば」もあっさりながら、独自の演出とオチでした。2番目の蕎麦屋の態度は、やや唐突な感じを受けました。
「千早振る」も、会話のやり取りとオチの演出に、菊志んさんらしい工夫がありました。そういえば、これも持ちネタでした。
次回は、日本橋亭だそうですが、あの詰め込み状態で落語を聴くのはつらいので・・。
桂歌丸師匠門下の花丸さんが真打昇進し、「桂枝太郎」を襲名するそうです。
何度か聴いたことがありますが、よく出身の岩手県をマクラの話題にしていたと記憶しています。昨日の夕刊フジによれば、地元の後援会の代表が、あの小沢一郎さんなのだそうです。
花丸さんのお祖父さんが岩手県内の村議会議長さんだったそうで、小沢さんの支援者だった関係だとか。
落語と政治の関係?も複雑ですね。新真打のご祝儀にも、「西松マネー」が含まれていたりして。
先代の枝太郎師匠は、私は晩年の高座をラジオで聴いたことがある程度ですが、とても穏やかな芸風だったような気がします。
落語芸術協会は、着々と大看板を復活させています。
次は・・、桂小南?
三遊亭圓右・・はまだ早いですか・・。
(。>0<。) プログラムに誤字が見つかり、せっかく100枚コピーした分が無駄になってしまいました。
それも、「三流亭」を「三柳亭」にしてしまった所が1ヵ所あったという・・・。
仕方がないので、もう一度やり直しです・・・・・。
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
やれやれ・・。
( ̄Д ̄;;
お江戸日本橋亭での若手研精会。
・・どうしても行くことが出来ずに断念。残念・・。(。>0<。)
大阪と名古屋に異動になる3人の同僚の送別会を、東京らしい場所でやろうということで、今夜は森下の「みのや」で、さくら鍋に舌鼓を打ちました。
下足をお願いして2階に上がり、一番奥の床の前に座ると、脇の入口に志ん朝師匠から贈られた暖簾、壁には文楽師匠(黒門町)や三升家小勝師匠などの手拭が入れられたパネル。そして床には、「みの家さん江 桂文楽 古今亭志ん生 より」と書かれたのし。思いがけず名人の香りを感じることができました。
向島、両国から深川に抜けるあたりですから、噺家さんにとっても馴染みの深い場所なのでしょう。
次回は、"どぜう"か"麦とろ"か、"すき焼き"でも・・・。いつになるか分かりませんが・・・。
いよいよ来週に迫った発表会の直前特別稽古。
稽古場に行くと、まだ誰も来ていなかったので、一人でさらっていると師匠が入って来られました。30分ぐらい二人だけで色々な話をさせていただくことができました。師匠がご自身のブログにも書かれていた「水神」のピアノとのコラボレーションの話。講釈・歌舞伎・能狂言と落語の話。林家正蔵(彦六)師匠の芝居噺の道具の話。先代の古今亭今輔師匠の話。落語ブームの話・・・。
そのうちメンバーが2人増えたので、いよいよ噺の稽古の開始。ほとんど師匠と差し向かいの稽古なのですから、恐らくプロの噺家さんには垂涎ものだと思います。
稽古は・・・・なかなか思うように行きません。台詞に詰まったりもして、情けない状態。(。>0<。)
そして、師匠から、ストーリーをかなり大きく変えるよう指示を受け・・・、途方にくれてしまいました。
今までのシチュエーションとは異なる設定にせよという・・・。あと1週間、今までのままでも怪しいのに・・・。とりあえず、噺の構成の見直にチャレンジしてみることにはしましたが・・・。\(;゚∇゚)/
ただ、とても嬉しいのは、さらなる磨き上げが必要ではありますが、師匠も私のオチを使うと言ってくださったこと。ヽ(´▽`)/
五月雨式にメンバーが来て稽古をつけていただく形ですが、今日は最初から最後までいました。午後2時から9時過ぎまで。とても楽しい・・・。♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:
"お稽古をせぬかと師匠が言ったから 弥生1日は落語記念日""俵家小万智"さんという方ではありませんが、3月1日は、乱志と流三にとっては、記念すべき日なのです。
というのは、50年前に落研を作った大先輩の一人と、OB会を通じてお付き合いが始まり、落語好きが高じて、「天狗連二人で落語をやろう」という約束をしたのですが、約束から1ヶ月も経たないうちにうちに、その先輩が急逝してしまいました。
その先輩が偶然圓窓師匠と高校の同窓であったこともあり、師匠と落研のご縁も続いていて、師匠のお声かけで「偲ぶ会」をやろうということになり、落研のOBも1席やってくれという依頼がありました。
そこで不肖私に白羽の矢が立ったという訳で、お恥ずかしい"奉納落語"でした。私の後で師匠が「枯木屋」をやってくださり、偲ぶ会を締めていただきました。
その時に師匠から「落語をやってみないか」とお誘いを受け、その場で"入門"をお願いしたのです。
それが3月1日。 流三の誕生の瞬間という訳です。
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