噺家の"分類"
噺家さんは、「上手いか・下手か」と、「面白いか・面白くないか」を組み合わせて、4つのタイプに分類出来るのだそうです。
即ち「上手くて面白い」・「上手いが面白くない」・「下手だが面白い」そして「下手で面白くない」。
三之助さんは、「上手くて面白い」がベスト(当たり前)で、次は「下手だが面白い」だと言います。とにかく噺家は、面白くなくてはいけないということですね。それではその次は「上手いが面白くない」かというと、かえって「下手で面白くない」方がマシで、上手くても面白くないのは駄目なのだと言っていました。
・・・・・・何となく説得力はある気がします。
具体的に、どの噺家さんがどこに入るかなどという"野暮"は、ここでは言わないことにしましょう。
下手は上手くなることがあるでしょうが、面白くないのが面白くなるのは物凄く難しい気がします。
曰く、「名人は 上手の坂を ひと登り」・・。
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