如月の落語徘徊
私の落語徘徊を「
聴く」「
書く」「
演る」などに分けてみると、今月は「書く」「演る」の比重が高かったようです。
何と言っても、記念誌の原稿との格闘は、まだ完了した訳ではありませんが、ある程度の形にすることができたので、とりあえずひと安心。
そして、落語の稽古。偉そうに言うほど練習していないというのが本当のところですが、時は待ってくれません。来週が発表会です。
・・・ということもあって、寄席や落語会の回数は、昨年に比べると、この1・2月は随分少なくなりました。やはり昨年の反動もありますし・・・。 今月は、圓窓師匠の「坊っちゃん外伝」と「水神」が印象に残ります。師匠から直接裏話のようなことも聞けることもあって。 そしてトドメは、今日の権太楼・さん喬両師匠でした。
斯界の大看板と比較することこそ暴挙ではありますが、声・構成・練り上げ・高座姿等々・・、到底敵うものではありませんし、知らずに天狗のままでいた方が・・と思わないでもないくらい、深さを思い知らされました。
来週の発表会は、その迷路に迷い込んだ状態で迎えますから、正直なところ心穏やかではありませんが、何か自分なりに感じるものが見つけられたらいいな、と思っています。