落語始め
今年の落語徘徊のスタートは、池袋の東京芸術劇場中ホールで「林家正蔵柳家三三二人会」。中ホールで聴くのは初めてですが、とても立派で見やすい会場でした。
正蔵の弟子の林家はな平が「初天神」で開口一番。「初天神」は昨年最も多く聴いた演題ですが、このはな平は、声も雰囲気も悪くないので、すくすく育って欲しいと思います。
三三も、浅草と鈴本の初席を掛け持ちしているそうで、噺家のお正月は忙しそうです。「松竹梅」という軽いおめでたい噺でスタートです。
正蔵は、この後には鈴本初席第2部のトリをとり、夜は小朝との二人会だということで、これまた超多忙の様子。「鼓ヶ滝」もなかなかの熱演でした。
最後は、二人のリレーによる「文七元結」で、はじめから佐野槌から戻る道までを正蔵が、吾妻橋から終わりまでを三三がという分担でした。面白い趣向ではありますが、やはり独演で聴きたい噺です。 三三はネタ下ろしだったそうです。
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